なんでだよ…時雨。
理性が…自分の中の何かが壊れていくのを止めることはできなかった。愛する人を前に今思うことはどうしようもなく何かを貪りたい欲だけ。白くきめ細かい肌を指の腹で撫でれば彼女はビクッと反応する。
「白夜様…お願い…話を聞いて」
何を言ってもその言葉が白夜に響くことはなかった。
だたひたすらに。
目の前のものを守れ、そして犯せ。
反比例な思考で果たしてどちらが味方なのか、白夜は回らない思考を前に葛藤していたが、やがてその首筋に舌を這わす。
「ひやっ、、!」
ぺろりと舐めた感触に時雨は反応する。
それだけで白夜は気分が良かった。
理性が暴走するまで時間は残されていない。
どちらの唾液かも分からない、そんな二人を繋ぐ銀色の糸が接吻後に口元を離せば見えた。それをぺろりと舐めあげ時雨を見れば荒くなった呼吸を必死に元に戻そうとしている。白夜は胸元から手を下に移動させれば帯をほどこうとした。
「いやぁ!!何を!」
「…あんな男にお前を奪われるぐらいなら。ならばいっそここで。その全ては俺が奪ってやる」
「!!」
再び両腕を一つにまとめ上げれば、白夜の指がするりと時雨の太ももを撫で上げた。びくりと体が反応すればそんな様子にニヤリと笑った白夜がいやらしい手付きで頬を撫でる。
「いや…やめて。お願いです、話を」
「話なら終わった後にいくらでも聞いてやるよ。だがそうだな、まずはアイツを殺すとこから始めるか」
「何を言って、、、」
「当然だろ。俺以外の男がオマエに触ったんだから」
そう言う白夜の瞳に光はない。
時雨は絶望の色を浮かべる。
「簡単に殺してなんかやらない。アイツに二度とお前が近づけねぇよう…思い出も記憶も全て。俺が消してやる」
本能のまま、目の前にいる時雨に狙いを定めたように向けた苛立ちと激しい怒り。妖力を漂わせれば辺りに置かれた物がそれに耐え切れず、悲鳴をあげてガタガタと震え始めた。
ダメだ!
とてもじゃないが、今の彼は正気ではない!!
嫌だ、どうして…
どうしてこんなことになったの?
一体、自分が何をしたというのだ。
怖くてたまらないのに何も言い返せない。
その瞳から目を逸らすことができない。
抵抗も虚しく、ついに白夜は時雨の胸元を大きく開くとそこへ顔を近付けた。
「い、いやぁ!!お願いやめて!!」
「なあ、いい加減大人しくしてろって。お前がいい子でいるうちは痛くしねぇからさ」
白夜は冷たい瞳でこちらを見下ろした。
時雨は顔を真っ青にさせながら必死に懇願した。
「誤解なんです!彼はそういうんじゃ、」
「またソイツの話かよ。もういいや」
「あああ!!」
白夜は溜息をつけば時雨の胸元を思い切り噛んだ。
じくじくとした痛み。
時雨は目の前がチカチカした。
嚙んだ部分を勢いよく吸い上げると口を離して今度は口付けをする。
「んんっ、いや…」
「……チッ」
いやいやと首を振り抵抗すれば白夜は舌打ちをした。
そして今度は首元へと顔をうずめれば口付けするとそこを噛む。
「あ、い゛っ、、」
ガリっとした感触の後、ずぶりと突き刺さった牙のような感触。
たらりと胸元からは赤い血が滴り落ちた。
白夜はそれを見るとその血を舐め上げる。
痛い。
時雨は必死にバタバタと足を動かしたが上から押さえつけられてるせいか、体を動かすことができない。
「はは…甘いな。お前の血は」
「!!白夜様、、」
ぺろりと舌なめずりをした白夜の姿。
冷たく微笑む顔はいつもの白夜ではない。
もっと別のナニカ、、
血を舐めれば今度は口付け。
また血を舐めれば口付け。
終わりの見えない行為と感情の籠らない瞳が捕食する姿は堪らなく痛く末恐ろしいものだった。時雨は自然と涙が溢れた。
「…いや、もうやめて」
「!!」
「怖い、怖いよ…」
その一言で白夜はハッと顔を起こした。
そこに映る光景は自身の下で無気力に血と涙を流せばコチラをみる時雨。拘束された手は圧迫を受けたせいか内出血し、首や胸元は痛々しい噛み痕と赤く染まった吸血痕。自身の牙で深く刺してしまった代償から未だ赤い血が滴り落ちている。
「し、時雨…俺は、、」
正気に戻ったのか、慌てて上から飛び降りた。
そんな白夜を見れば時雨はもう限界だった。
溜め込んでいた涙がどっと溢れ返れば、わあっと泣き出した。
「怖い、怖いよぉぉ!!」
「時雨、ごめん、ごめんな!!俺なんであんなこと」
白夜は慌てふためくと時雨を起こしギュッとその身を抱きしめた。
一体何てことをしでかしてしまったのだ。
自らが犯した過ちを思い返せば顔を真っ青にさせた。
時雨は泣き止むことなく声をあげて泣いていた。
抱きしめた体はブルブルと震えて止まることもない。
「酷い!白夜様あんまりです!!ずっと会いたかったのに。なのにこんな、こんな仕打ちを受けるなんて!」
「時雨…ごめん、ごめんな…」
取り乱せば震えながら泣き続ける時雨を腕にかき抱く。
白夜は罪悪感が残る頭で必死に謝罪を続けた。
理性が…自分の中の何かが壊れていくのを止めることはできなかった。愛する人を前に今思うことはどうしようもなく何かを貪りたい欲だけ。白くきめ細かい肌を指の腹で撫でれば彼女はビクッと反応する。
「白夜様…お願い…話を聞いて」
何を言ってもその言葉が白夜に響くことはなかった。
だたひたすらに。
目の前のものを守れ、そして犯せ。
反比例な思考で果たしてどちらが味方なのか、白夜は回らない思考を前に葛藤していたが、やがてその首筋に舌を這わす。
「ひやっ、、!」
ぺろりと舐めた感触に時雨は反応する。
それだけで白夜は気分が良かった。
理性が暴走するまで時間は残されていない。
どちらの唾液かも分からない、そんな二人を繋ぐ銀色の糸が接吻後に口元を離せば見えた。それをぺろりと舐めあげ時雨を見れば荒くなった呼吸を必死に元に戻そうとしている。白夜は胸元から手を下に移動させれば帯をほどこうとした。
「いやぁ!!何を!」
「…あんな男にお前を奪われるぐらいなら。ならばいっそここで。その全ては俺が奪ってやる」
「!!」
再び両腕を一つにまとめ上げれば、白夜の指がするりと時雨の太ももを撫で上げた。びくりと体が反応すればそんな様子にニヤリと笑った白夜がいやらしい手付きで頬を撫でる。
「いや…やめて。お願いです、話を」
「話なら終わった後にいくらでも聞いてやるよ。だがそうだな、まずはアイツを殺すとこから始めるか」
「何を言って、、、」
「当然だろ。俺以外の男がオマエに触ったんだから」
そう言う白夜の瞳に光はない。
時雨は絶望の色を浮かべる。
「簡単に殺してなんかやらない。アイツに二度とお前が近づけねぇよう…思い出も記憶も全て。俺が消してやる」
本能のまま、目の前にいる時雨に狙いを定めたように向けた苛立ちと激しい怒り。妖力を漂わせれば辺りに置かれた物がそれに耐え切れず、悲鳴をあげてガタガタと震え始めた。
ダメだ!
とてもじゃないが、今の彼は正気ではない!!
嫌だ、どうして…
どうしてこんなことになったの?
一体、自分が何をしたというのだ。
怖くてたまらないのに何も言い返せない。
その瞳から目を逸らすことができない。
抵抗も虚しく、ついに白夜は時雨の胸元を大きく開くとそこへ顔を近付けた。
「い、いやぁ!!お願いやめて!!」
「なあ、いい加減大人しくしてろって。お前がいい子でいるうちは痛くしねぇからさ」
白夜は冷たい瞳でこちらを見下ろした。
時雨は顔を真っ青にさせながら必死に懇願した。
「誤解なんです!彼はそういうんじゃ、」
「またソイツの話かよ。もういいや」
「あああ!!」
白夜は溜息をつけば時雨の胸元を思い切り噛んだ。
じくじくとした痛み。
時雨は目の前がチカチカした。
嚙んだ部分を勢いよく吸い上げると口を離して今度は口付けをする。
「んんっ、いや…」
「……チッ」
いやいやと首を振り抵抗すれば白夜は舌打ちをした。
そして今度は首元へと顔をうずめれば口付けするとそこを噛む。
「あ、い゛っ、、」
ガリっとした感触の後、ずぶりと突き刺さった牙のような感触。
たらりと胸元からは赤い血が滴り落ちた。
白夜はそれを見るとその血を舐め上げる。
痛い。
時雨は必死にバタバタと足を動かしたが上から押さえつけられてるせいか、体を動かすことができない。
「はは…甘いな。お前の血は」
「!!白夜様、、」
ぺろりと舌なめずりをした白夜の姿。
冷たく微笑む顔はいつもの白夜ではない。
もっと別のナニカ、、
血を舐めれば今度は口付け。
また血を舐めれば口付け。
終わりの見えない行為と感情の籠らない瞳が捕食する姿は堪らなく痛く末恐ろしいものだった。時雨は自然と涙が溢れた。
「…いや、もうやめて」
「!!」
「怖い、怖いよ…」
その一言で白夜はハッと顔を起こした。
そこに映る光景は自身の下で無気力に血と涙を流せばコチラをみる時雨。拘束された手は圧迫を受けたせいか内出血し、首や胸元は痛々しい噛み痕と赤く染まった吸血痕。自身の牙で深く刺してしまった代償から未だ赤い血が滴り落ちている。
「し、時雨…俺は、、」
正気に戻ったのか、慌てて上から飛び降りた。
そんな白夜を見れば時雨はもう限界だった。
溜め込んでいた涙がどっと溢れ返れば、わあっと泣き出した。
「怖い、怖いよぉぉ!!」
「時雨、ごめん、ごめんな!!俺なんであんなこと」
白夜は慌てふためくと時雨を起こしギュッとその身を抱きしめた。
一体何てことをしでかしてしまったのだ。
自らが犯した過ちを思い返せば顔を真っ青にさせた。
時雨は泣き止むことなく声をあげて泣いていた。
抱きしめた体はブルブルと震えて止まることもない。
「酷い!白夜様あんまりです!!ずっと会いたかったのに。なのにこんな、こんな仕打ちを受けるなんて!」
「時雨…ごめん、ごめんな…」
取り乱せば震えながら泣き続ける時雨を腕にかき抱く。
白夜は罪悪感が残る頭で必死に謝罪を続けた。



