あの限定ショップでお土産買いたいな……。


あそこもなんだか楽しそう。後で遥陽さんと行ってみよう。


久しぶりのプラネタリウムにテンションが上がりまくりな私。キョロキョロと当たりを見渡していると、隣を歩いていた遥陽さんがふっと笑う。



「……今笑いました?」


「いや?笑ってないよ?」



その事に気づいた私はツッコミを入れた。だけどサラッとかわされてしまう。


少しムッとしながら、遥陽さんを見る。



「絶対笑ってました!」


「ごめんごめん。あまりにも楽しそうだったから」



2度目の問いかけに遥陽さんは降参したのか素直に言った。私は急に恥ずかしくなって顔を背ける。



「プラネタリウム、久しぶりなのでテンション上がるのは仕方ないことなんです!遥陽さんは楽しくないんですか?」



少し意地になってそう聞いた。


クールで落ち着いた雰囲気を出している遥陽さん。私とのテンションの差に恥ずかしさを感じた。