その日の夜はドキドキしすぎてあまりよく眠れなかった。 だけど胸の奥は幸せでいっぱいで。 この気持ちが恋心なのかなって少し思ったりもした。このまま、遥陽さんを好きになれたら……どんなに幸せなんだろう。 「……おやすみなさい」 ぽつりと呟いてから目を閉じる。 スマホを握りながらそのまま眠りについていた……。