神様。
この恋は間違っていませんでしたよね?
この恋は、ちゃんと実っていましたよね?
友達にたくさん支えられて、好きな人と想いを通じあえてたくさんの幸せを感じることが出来ました。
この経験は多分、いや、一生忘れない。
恋をする度に思い出すだろう。
だからこそ、この恋を忘れてはいけない。
私は、そう思います……。
***
〜3年後〜
ーピピピ、ピピピ……
「んー……」
眩しい朝日と部屋に鳴り響く目覚ましの音で目が覚める。まだ眠気は残っているけど、今日は朝から学校があるので重たい体を無理やり起こした。
あくびをしながら部屋のカーテンを開ける。
すると、眩しいくらいにたくさんの光が部屋に注がれた。
「はぁ……いい天気」
窓から空を眺めると、スッキリと青色に染まっている空が広がっている。
気温もちょうどよく、ポカポカと心地よかった。