ロイを中心に、レオン達が援護攻撃を繰り出し、休む暇もなく悪魔への攻撃が開始された。
サードは、彼らが致命傷を受けないよう目を光らせた。危ない場面で彼らの間に割って入り悪魔の攻撃を受けとめ、かわしつつ攻撃し返すのが手いっぱいで、悪魔を殺すことだけに集中出来るチャンスは訪れない。
彼らがいなかったなら、状況は違っていたかもしれない。これまで守りながらの戦闘は経験になく、サードにとってはかなり戦いにくい状況だった。
しかも、ところ構わずエミルは爆弾を降らせるし、無機質の大小の物体の動きも把握しなければならなかった。いいところでレオン達の攻撃に遮られるなど、状況はかなりよろしくない。
一対六になった悪魔は、隙が出来れば構わず攻撃を放ってくるようになっていた。一斉に相手をした方が楽しいと気付いたのか、更にスピードと殺気量が上がっている。
エミルが悪魔を大剣で吹き飛ばしたのをきっかけに、戦場は運動場から校舎の大広間へと移った。サードが力任せに悪魔を上階へと殴り飛ばし、校舎を破壊しながら戦いの場は次々と変わっていった。
サードは、彼らが致命傷を受けないよう目を光らせた。危ない場面で彼らの間に割って入り悪魔の攻撃を受けとめ、かわしつつ攻撃し返すのが手いっぱいで、悪魔を殺すことだけに集中出来るチャンスは訪れない。
彼らがいなかったなら、状況は違っていたかもしれない。これまで守りながらの戦闘は経験になく、サードにとってはかなり戦いにくい状況だった。
しかも、ところ構わずエミルは爆弾を降らせるし、無機質の大小の物体の動きも把握しなければならなかった。いいところでレオン達の攻撃に遮られるなど、状況はかなりよろしくない。
一対六になった悪魔は、隙が出来れば構わず攻撃を放ってくるようになっていた。一斉に相手をした方が楽しいと気付いたのか、更にスピードと殺気量が上がっている。
エミルが悪魔を大剣で吹き飛ばしたのをきっかけに、戦場は運動場から校舎の大広間へと移った。サードが力任せに悪魔を上階へと殴り飛ばし、校舎を破壊しながら戦いの場は次々と変わっていった。