おびえて震える子犬のようだと思った。
 おどかしちゃいけない。
 怖がらせちゃいけない。

 でも、そっと近寄ってみたい。

 ままならない自分を叱咤しながら、
 一生懸命に前を向こうとしている君が、
 とてもまぶしい。

 もっと話をしてみたい。

***