「ではさっそく召使いとして働いてもらおう」
「は、はい……!」
(な、なんだか緊張してきた……メモ帳とか持ってないけど、大丈夫かなぁ?)
 ドクリドクリと心臓が大きな音を立てる。
「失敗したら食べられる……とかありませんよね?」
「さぁどうだろうな」
「っ……」
 思い切って聞いてみれば嫌な返答が返ってきて、ぐぬぬと顔を歪める。