明日を織る君と、足して二で割る恋の歌

青春・恋愛

夏野りら/著
明日を織る君と、足して二で割る恋の歌
作品番号
1705387
最終更新
2024/04/25
総文字数
35,557
ページ数
30ページ
ステータス
未完結
いいね数
0

彼女の目盛りは、100パーセントを表示していた。

ゲームになんとなく打ち込むだけの日々を送り、その世界でさえ、人気者である悪友の引き立て役。そんな高校二年生の足立陽太(あだちようた)は、四月の初めに、不思議な機械を首に巻いた初対面の女の子に告白された。
だけど、彼女は二度と学校には来なかった。

季節は巡り、夏休みそうそうケガをした悪友の付き添いで訪れた病院で、陽太は一学年下の明るい少女、石割望花 (いしわりもか)に出会う。彼女は告白の張本人だった。

クラスメイト達から送られた千羽鶴に心を感じることができず、鶴を折り紙に戻しては、子供たちのために精巧な作品を折り続ける望花。

長期入院を続ける彼女のお願いを罪滅ぼしのために聞くことにした陽太は、好感度メーターという発明品の存在を知り、彼女の闇を垣間見る。

様々な謎を残したまま何度も病室での逢瀬を重ねるが、100%を示していた好感度メーターの数字は、ある日――。


まっすぐな予定の青春恋愛ストーリー。


『折り紙には「平織り」 と呼ばれる作品がある』




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