ジハルはさらなる強さを求めて旅をする。
行く先々で強者と対決して新たな技を盗んでいく。
勇者と剣聖の名を受け継ぐジハルの武功は、各地で瞬く間に広まる。

旅の中で、ジハル達は魔族の陰謀に巻き込まれる。
魔族達はかつて勇者に討伐された魔王の復活が目的だった。
そのために様々な計画を秘密裏に進めており、このままでは世界が滅びに向かうことが判明する。

聖剣の化身ロロゥの導きにより、ジハルは魔族の計画を阻止していく。
戦いの中でジハルの名は魔族陣営にも知られて、宿敵として認知される。
ジハルの暗殺を目論む魔族もいたが、それを返り討ちにして仲間（手下？）にしてしまう。

魔族以外にも、聖剣の兵器化を企む人間の勢力や、勇者になり損ねた英雄がジハルに攻撃を仕掛けてくる。
ジハルはそれらの妨害を嬉々として受け入れて、己の鍛錬に利用して強くなる。
そうした中で意図せず国々の問題も解決し、ジハルは心身共に勇者として賛美される。
ジハルの力を借りたい者達から、魔族に関する情報や災害級の魔物の討伐依頼が舞い込んでくる。

何度も激戦を乗り越えたことで、ジハルは他の追随を許さない強さを得る。
次第に聖剣の力を使いこなせるようになり、真の勇者として順調に目覚めていく。
仲間達もジハルを認めて、彼と共に進むための力を身につけていく。
一行は勇者パーティとして認知される。

終盤、魔族の悲願である魔王復活が実現される。
魔王は配下を率いて人間の国々への侵攻を始める。
圧倒的な戦力によって人々は蹂躙されて、為す術もなく奴隷になってしまう。

人類は絶望するも、今代勇者のジハルは抵抗を続ける。
各地の魔王軍を打ち倒して人類の希望となり、反撃の機会を作っていく。
やがてジハルは正々堂々と魔王に戦いを挑む。
激闘の末にジハルは勝利し、世界に平和をもたらす。

平和になった時代で、ジハルは己の実力に不満を抱く。
まだ最強ではないと考えたジハルは再び旅立つ。
その後、魔王の生まれ変わりが少女となってジハルの前に現れる。
魔王は記憶を失っているが、力は当時以上の可能性を秘めていた。
新たな才能を感じ取ったジハルは、その少女の師匠となってさらなる武の高みを目指す。