
作品番号 1697065
最終更新 2023/05/05
雲居の鏡はお見通し
あかね真凛/著
現代ファンタジー
10ページ 完
総文字数/ 18,573
ランクイン履歴:
総合:74位(2023/05/13)
現代ファンタジー:2位(2023/08/22)
ファンタジー:19位(2023/05/13)
恋愛ファンタジー:16位(2023/05/13)
「お目が高い。お悩み映しプレートをご希望ですか」
喫茶雲居の看板メニュー、「お悩み映しプレート」。
曰くありげな鏡に映るのは悩みか、はたまたそれとも──
パーフェクト・ムーンとあだ名される程に仕事をこなすしっかり者の望月 環(もちづき たまき)。
降って湧いた仕事に忙殺されていた彼女は、鏡だらけの喫茶店に迷い込む。
そこは雲居カイ(くもい かい)と名乗る店長が営む「喫茶雲居」だった。
鏡に映した悩みに添ったメニュー「お悩み映しプレート」に環の心はほぐされていく。
雲居の優しい語り口に惹かれる環だが、雲居には秘密があって──
喫茶雲居の看板メニュー、「お悩み映しプレート」。
曰くありげな鏡に映るのは悩みか、はたまたそれとも──
パーフェクト・ムーンとあだ名される程に仕事をこなすしっかり者の望月 環(もちづき たまき)。
降って湧いた仕事に忙殺されていた彼女は、鏡だらけの喫茶店に迷い込む。
そこは雲居カイ(くもい かい)と名乗る店長が営む「喫茶雲居」だった。
鏡に映した悩みに添ったメニュー「お悩み映しプレート」に環の心はほぐされていく。
雲居の優しい語り口に惹かれる環だが、雲居には秘密があって──
この作品のレビュー

投稿者:妖怪字並べあめじ@皆違って皆星5!さん
お話もお店も満点5つ星です
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現実を生きる社会人の主人公に共感する方は多いと思います。主人公に共感しながら読んでいった先には、日常にさりげなく佇み静かに手を引くようにいざなってくれる不思議の世界。 主人公の心も読者の心も、おいしいご飯と優しさで温めてくれるヒーローとは何者なのか。主人公とヒーローは何処へ行くのか。 是非とも一度、このお話を読んでみて下さい。
2023/05/06 15:13
この作品の感想ノート
ご飯の描写が非常においしそうでした。ビジネスシーンに「あるある!」と共感しながら読み進める内に、物語の中にすっかり引き込まれてしまいました。現実社会の厳しさの中を強く突き進む主人公には大変感情移入できます。しかしそこへ現れるヒーローの姿にとても和みました。日常の中にあり手を引いてくれるような不思議の世界、素敵なお話です。
2023/05/06 15:08