青春・恋愛
完
朱宮あめ/著

- 作品番号
- 1689169
- 最終更新
- 2025/05/02
- 総文字数
- 9,966
- ページ数
- 5ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 7
ぼくときみが出会ったのは、あの日の音楽室。
これは、
ぼくのことを忘れないきみと、きみを何度も好きになるぼくの物語。
叶うならもう一度、あの場所で。
『たとえ、また失う想いだとしても』
わたしときみが出会ったのは、あの日の音楽室。
これは、
わたしを忘れてしまうきみと、きみを想い続けるわたしの物語。
叶うならもう一度、あの場所で。
『たとえ、色をすべて失ったとしても』
※こちらの作品は『さよなら、あの日の音楽室』(長編作品)の短編版です。
- あらすじ
- 未来を見ることができるぼくは、代償に大切な人との思い出を忘れてしまう。
雨空、赤い傘、ピアノ、楽譜、夏風。
ふとした瞬間、違和感を感じるぼく。
ある日の朝。雨上がりの薄い陽射しが差す音楽室で出会ったのは、しゃべることができないきみだった。
過去、現在、未来。
極彩色の絵の具で描くのは、きみが色と引き換えに掴んだぼく。
きみはぼくの、すべてを知っていた。
この作品をシェア
この作品を見ている人にオススメ
読み込み中…