『はじめまして、クマ先生こと俊哉です』
私もすぐに返信した。
『初めまして。優です』
『いい名前だね、心が優しいの「優」だね』
一瞬、画面に釘付けになった。
「心が優しい」なんて、初めて言われた。名前へのただのイメージだって分かってる。もしかしたら、誰にでもそんな取っ掛かりで、会話してるのかもしれない。
でも、会った事もない私に、そんな心のイメージを描いてくれる俊哉に、私は興味が湧いた。
ただ、寂しいを書き散らして、それを誰かに見て欲しい一心で此処に登録したが、今思えば、寂しがり屋の私は、この時すでに俊哉への淡い恋心が、芽生えていたのかもしれない。
私もすぐに返信した。
『初めまして。優です』
『いい名前だね、心が優しいの「優」だね』
一瞬、画面に釘付けになった。
「心が優しい」なんて、初めて言われた。名前へのただのイメージだって分かってる。もしかしたら、誰にでもそんな取っ掛かりで、会話してるのかもしれない。
でも、会った事もない私に、そんな心のイメージを描いてくれる俊哉に、私は興味が湧いた。
ただ、寂しいを書き散らして、それを誰かに見て欲しい一心で此処に登録したが、今思えば、寂しがり屋の私は、この時すでに俊哉への淡い恋心が、芽生えていたのかもしれない。