「あの……具体的には何をすれば……」
「人間の皆様が定期的にミコ様に貢物を持ってこられます。代わりにミコ様には人間の願いを聞き届け、それを叶えていただきます」
「願いを叶える……どんな願いがあるの?」
「行方不明のペットのトカゲが帰ってくるように。や、失くした鍵が見つかるように、などでしょうか」
「え、それどうやって叶えるの?」
「ミコ様にはあらゆる自然と会話するお力がございます。それを駆使し、人間の願いを叶えてくださいませ」
「え……私そんな力あんの?」
「はい」


(最高位のミコ、めっちゃすごいじゃん……)

 こうして琴子のミコとしての生活が始まった―─