「すごい……」
その圧巻の技にまわりも息を飲んで見守る。
3分間の競技時間はもう残りわずかとなっていた。
観客席から見ていると、両チームの合計の数はどちらが勝っているのか全くわからない。
ピーという笛の合図と共に選手たちは皆動きを止める。
大会役員が金魚を受け取ると、数を数えていく。
(お願い勝って……)
「合計数を発表します」
大会委員長らしき様相の人が厳かな表情でマイクを持って前に立つ。
「女の子のチームはAチームだよね?」
「はい、その通りです」
「Aチーム、133匹。Bチーム、130匹。よって、Aチームの優勝とします」
「勝った?」
「ええ、あの子たち勝ちましたよ、ミコ様」
「やったあーーーーー!!」
琴子は日和と葵に抱きつきながら泣いて喜ぶ。
同じように女の子たちも泣きながら嬉しさをかみしめていた。
その圧巻の技にまわりも息を飲んで見守る。
3分間の競技時間はもう残りわずかとなっていた。
観客席から見ていると、両チームの合計の数はどちらが勝っているのか全くわからない。
ピーという笛の合図と共に選手たちは皆動きを止める。
大会役員が金魚を受け取ると、数を数えていく。
(お願い勝って……)
「合計数を発表します」
大会委員長らしき様相の人が厳かな表情でマイクを持って前に立つ。
「女の子のチームはAチームだよね?」
「はい、その通りです」
「Aチーム、133匹。Bチーム、130匹。よって、Aチームの優勝とします」
「勝った?」
「ええ、あの子たち勝ちましたよ、ミコ様」
「やったあーーーーー!!」
琴子は日和と葵に抱きつきながら泣いて喜ぶ。
同じように女の子たちも泣きながら嬉しさをかみしめていた。