神社―
「なでなでうさぎの場所は……」
鹿に変身して神社の境内を散策する。
神獣となると、皆見かけるたびにお辞儀をして道をあけてくれる。
やがて、なでなでうさぎのスポットらしきものがある場所にやってきた。
赤い座布団と台座はあるが、なでなでうさぎは確かにそこにはいない。
「確かになでなでうさぎいないね……」
すると、琴子が何かを見つけた。
「これ……なんだろう」
鹿の前足で台座の上にある紙切れを取る。
「ミコ様?どうなさいました?」
「え?この紙切れなんだろうと思って」
そういって紙切れを日和と葵に見せるが、二人には見えていない様子だった。
「見えてるの……私だけ……?」
「はい」
「はい」
声を揃えて日和と葵が言う。
「え……何それ、こわ……」
「なでなでうさぎの場所は……」
鹿に変身して神社の境内を散策する。
神獣となると、皆見かけるたびにお辞儀をして道をあけてくれる。
やがて、なでなでうさぎのスポットらしきものがある場所にやってきた。
赤い座布団と台座はあるが、なでなでうさぎは確かにそこにはいない。
「確かになでなでうさぎいないね……」
すると、琴子が何かを見つけた。
「これ……なんだろう」
鹿の前足で台座の上にある紙切れを取る。
「ミコ様?どうなさいました?」
「え?この紙切れなんだろうと思って」
そういって紙切れを日和と葵に見せるが、二人には見えていない様子だった。
「見えてるの……私だけ……?」
「はい」
「はい」
声を揃えて日和と葵が言う。
「え……何それ、こわ……」