【プロット】全てを奪われ最底辺の戦奴【突撃兵】は、【突撃砲】にランクアップしました

異世界ファンタジー

【プロット】全てを奪われ最底辺の戦奴【突撃兵】は、【突撃砲】にランクアップしました
作品番号
1681343
最終更新
2023/12/23
総文字数
2,972
ページ数
3ページ
ステータス
未完結
いいね数
0
 数百年続く魔族等の戦争に勝利し、沸き返る王国。その先頭には若き将軍アベルがいた。
 彼は槍一本、一兵卒から成り上がり【将軍】にまで上り詰めた全島有望な青年であった。国王は彼を信頼し、一軍を任せていたが、魔族の大群に勝利したその日の夜のうちに何者かに謀殺される。
 国王の胸に突き刺さっていた剣を握りしめていたのは、何を隠そうかの将軍アベルであった。
 彼は自分ではないと強弁するが、現場に踏み込んだ近衛隊に取り押さえられ、王太子によって重罰が与えられることになった。
 国民的英雄であったことを考慮し、処刑こそ免れたものの、戦争奴隷として身分を剥奪。【将軍】のジョブも強制ジョブチェンジによって【突撃兵】へとランクダウンを許容され、戦死率99.9%の弾除け部隊である突撃兵部隊に配属される。
 そこは懲罰部隊を兼ねており、ほぼ確実に死ぬことが約束された部隊であった。
 突撃兵となり、アベルを信じ、最後まで抵抗してくれた部下数人と共に【突撃兵】として、魔族の大群の矢面に立たされるアベル。
 かつてのように槍一本だけとなったアベルは、最後まであきらめずに【突撃兵】として敵に突っ込んでいくのだが──────。

 戦死率99.9%の最悪の戦場でアベルが目にしたのは、倒れる仲間と、庇う自分。
 そして、無数に敵を屠り、戦死率99.9%の【突撃兵】を生き抜いたアベルに訪れたランクアップという奇跡……。
 その瞬間、アベルは【突撃兵】から【突撃砲】へとランクアップを果たすことになる。
 
 果たして、突撃砲のジョブの正体とはいったい……?

 ドルドルドルドルと、エンジンが唸り、
 無数の敵を砕く75mm砲を備えた歩兵の味方───『三号突撃砲』の咆哮か戦場に響き渡るッッ!

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