〇第1話シナリオ

魔族との戦争で、アベルが先陣を切って戦い、敵将軍クラスを討ち取り、勝利を収める。
その首をもって、アベルは凱旋し、国王はそんなアベルを湛えていた。その夜は当然のことながら酒宴となり、勝利を祝う。
そこに遅れて登場した王太子は、近衛隊を率いていたにも関わらず何の活躍もできなかったことを歯がゆく思っていた。
そんな時、王太子はアベルと国王の個人的な話を盗み聞きしてしまう。それは、国王はこの大勝利をもって戦争を収めることを決意。
世襲制を改め、魔族の侵攻に耐えうる人材を頂点とした共和制国家を目指していると明かすが……。
全てを聞いていた王太子は激怒。アベルが席を外したすきを狙い、国王を殺害し、事態に気付いたアベルが駆け寄った時を見計らって、近衛隊で拘束してしまった。


拘束されたアベルは当然ながら無罪を主張するが認められず、大立ち回りを演じるが多勢に無勢であることと、味方を殺せないという戦いを演じたがゆえに最終的には捕縛されてしまう。そして、戦場の略式裁判で有罪を言い渡され、ほぼ死刑に等しい、超最前線勤務である突撃部隊に戦争奴隷として配属されるこてしまう。
その為、ランクアップを重ねてようやく至った【将軍】のジョブを強制的にジョブチェンジする刑罰により、最底辺の戦闘職である【突撃兵】に転職を強要され、槍一本で戦場へと送り込まれることになってしまった。そこには、かつて叱責したことのある部下が上官を務めており、アベルを裏切ったことをほのめかす。そして、裏切っていない部下は軒並み、アベル同様に槍一本で【突撃兵】強制ジョブチェンジされていた。絶望する部下と高笑いする王太子とかつての部下。
そして、戦死率99.9%の戦いが始まる。

〇第2話シナリオ

撤退する魔族の大部隊の殿を務める戦意の高い部隊にぶつけられたアベルたち。
次々に部下が死んでいくが、アベルは周囲の戦奴たちを集め、見事な指揮であっという間に陣形をまとめ上げてしまった。
そうして、なんとか魔族の攻撃を凌いでいたが、救援の見込めない状況に徐々に損耗していくアベル達。ついにアベルも傷つき、部下も倒れていく中。必死で仲間を守ろうと戦うアベルは槍一本で一人魔族の大部隊に突撃を開始する。
そして、無数の傷を負いながら魔族をなぎ倒し、背後から督戦と称して矢を射る王太子の部隊の攻撃もやり過ごしてただただ突撃するが、ついには致命的な一撃を食らい、気を失いかけるも──────その瞬間、一定以上の経験値を得たことでアベルはランクアップを果たすことになる。
最後の望みをかけてランクアップしたアベルであったが……?


ランクアップの瞬間気を失ったアベル。
いっそ死んだのかと思っていたがどうも様子がおかしい。体の感覚はおかしいものの気力に満ちており、何物にも負けない強さを得た気がしていたのだが……。
気が付いたとき、アベルの身体は鋼鉄の悍馬。3号突撃砲に進化していたのだ!!
【突撃兵】→【突撃砲】に進化。
戦死率99.9%の突撃砲がランクアップした先はなんと突撃砲であったのだ!
鋼鉄の身体と
75mm砲とMG34機関銃の二つの牙を得たアベルはその瞬間より反撃開始。
魔族の大軍勢を打ち破ることになる。

〇第3話シナリオ

突撃砲に進化したアベルはあっという間に魔族を蹂躙。ロクな反撃もできないまま蹂躙された魔族ではあったが、その代償も大きかった。
数多いた部下の大半は戦死。そして、督戦部隊はいまだに健在であった。
だが、部下の死を目の当たりにしたアベルにもう容赦はなかった。
キャタピラを軋ませると、部下たちを収容し、一直線に督戦を務める王太子の近衛隊に反転攻勢開始、蹂躙してぶっ潰してやることに成功。
しかし、ここでついにアベルは限界を迎える。


一方、アベルが突撃砲に進化したことなど知らない王太子は、国王の死を受け、魔族を重複し、裏切り者を註した英雄として凱旋。まるっとアベルの手柄をいただく形で熱狂的に国民に迎え入れられる。
そして、国王に即位すると、共和制をもくろんでいた貴族や議員を粛正し、万全の国家体制を確立することに成功した。
だが、その成功は長くは続かなかった。それもそのはず。註したはずのアベルは生き残り、復讐に燃えて王太子に攻撃を開始したのだった。