夕食を食べ終えたグランは自室のベットの上でステータスをいじっていた。
「創造魔法で通信魔法をもう一回作ろう!二人とも連絡を取りたいし、神様達とも連絡を取れるかもしれない!」
『創造魔法』
「あれ!?今まではタッチパネルみたいだったのに今回は本が出てきた!?まあでも本の方が使いやすくていいかな?」
本にはやっぱり検索画面のような欄があった。
「本とこれはミスマッチすぎるだろ!これはどういう原理で変わっているんだろう?」
グランは本を消すともう一度『創造魔法』と唱えてみた。
すると今度はタッチパネルが出てきた。
「これって魔力量の違いなのかな?だとしたら便利だ!」
疑問を解決したグランは早速創造魔法で通信魔法の再製作を始めた。
(やはり着信音は必須だな。まあそれは追い追い考えるとして……。とりあえずできたな)
「とりあえず神様にかけてみよう!"通信魔法"!」
通信魔法は相手の魔力反応をとらえて音声を送るものだ。
これなら神様達にも繋がるはずだ。
「もしもしタパス様ですか?」
『うお!なんじゃ。グランか。わかっていても驚くのう……』
「うん?わかったいたのですか?」
『当然じゃ。こちらの世界からそちらは見ておるんじゃよ。だがのわかっていてもやはり驚くんじゃ。一刻も早く何か対策を頼むぞ』
「わかりました。今二人にかけようと思っているんですが何かほかに改善点とかないですかね?」
『そうじゃな。魔力が不安定だからの。もっと魔力量を増やした方がクリアーに聞こえるぞい。あと二人の魔力反応はどうするんじゃ?』
「その点は時空魔法の過去視で確認してきたので大丈夫です」
『なるほどな。じゃああとは早急に通信魔法がかかってきたときにわかるようにしてくれると完璧じゃな』
「わかりました。教会に行けないときはこの方法で連絡を取り合おうと思ってます」
『了解じゃ。ではまたの』
「はい!また今度」
タパスとのタパスとの通話を切ったグランは早速着信音について考え始めた。
「やっぱり魔法のみでの着信音は難しいな……。やっぱりスマホから作るしかないか。"創造魔法"」
創造魔法を開いたグランは物質創造の魔法と回路の魔法を作り出した。
「じゃあ早速!"物質創造"!」
頭の中でスマホのガワをイメージしそれを自分の魔力から創造した物質を使って作り上げた。
「そしてお次に"回路"!」
回路は非生命体の物体に魔力の回路を与えるものだ。
まあイメージとしては電気回路のようなものだろうか。
「この回路の使い方ひとつでいろいろなものが作れるのは面白いな。っとできたできた。よしじゃあ使ってみ……」
グランはそういうと同時に倒れこんでしまった。
(あれ?なんだか急に眠気がきたな。魔力の使いすぎか?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
「あれ!?ここ何処だ?なんだか懐かしいな・・・ってここ日本の俺の家か」
夢か?と思ったグランは自分の頬をつねってみたりしたが全くもって痛くなかったので夢だと認識できた。
「これが明晰夢ってやつなのか。こんな体験は初めてだな。せっかくだし楽しんでから起きようかな?」
グランいや陽翔は懐かしの我が家の自分の家で起きた後1階のリビングへと向かった。
そこには家族が揃っていた。
「おお。陽翔おはよう」
「あら。陽翔おはよう」
「はる兄おはよー!」
「おはよう♪はる兄さん」
「おはよう。父さん母さんそれに陽葵茉奈」
「はる兄はお寝坊さんだね。もう9:00だよ?いくら休みの日だったとしてももう少し早く起きたらいいのに」
「わかってないな~陽葵は。休みの日に9:00ぐらいまで寝ているからいいんだよ?それ以上寝るとせっかくの休みがもったいないけど」
「でもやっぱりもう少し早く起きるべきです!せめて8:00位に……」
「茉奈も一回9:00ぐらいまで寝てみればわかるよ。その素晴らしさがね!」
「そんなことより早く朝ごはんを食べちゃって頂戴!もう陽翔以外は食べ終わってるんだから」
「わかったよ。母さん」
久しぶりの家族との会話に懐かしさを覚えていると少し不思議な点が出てきた。
「父さん。今日って何月何日何曜日?」
「今日は7月31日水曜日だ。夏休み中だからみんな家にいるんだろう?」
「そ、そうだったね。まだ寝ぼけてたみたい」
「ちょっと大丈夫なの?はる兄。もう一回顔洗ってきたら?」
「そうすることにするよ」
そう言って一度部屋を出た陽翔は洗面所に向かっていた。
「やっぱり家族と話せるのはいいね。でも目が覚めたら終わってしまうと思うと寂しいなぁ。あ!でもまた夢で会えるかもしれない!待てよ・・・。今スキルは使えるのかな?」
気になった陽翔はステータスを開いた。
「おっ!使えるみたいだ!使えるスキルは・・・っとあれ?消えたぞ?"状態確認"・・・あれ?使えなくなったな。残ってた魔力で偶然開けたのか?」
「はる兄さんまだ~?」
「ごめん!今行く!」
茉奈に呼ばれた俺はリビングへと向かうのだった。
「創造魔法で通信魔法をもう一回作ろう!二人とも連絡を取りたいし、神様達とも連絡を取れるかもしれない!」
『創造魔法』
「あれ!?今まではタッチパネルみたいだったのに今回は本が出てきた!?まあでも本の方が使いやすくていいかな?」
本にはやっぱり検索画面のような欄があった。
「本とこれはミスマッチすぎるだろ!これはどういう原理で変わっているんだろう?」
グランは本を消すともう一度『創造魔法』と唱えてみた。
すると今度はタッチパネルが出てきた。
「これって魔力量の違いなのかな?だとしたら便利だ!」
疑問を解決したグランは早速創造魔法で通信魔法の再製作を始めた。
(やはり着信音は必須だな。まあそれは追い追い考えるとして……。とりあえずできたな)
「とりあえず神様にかけてみよう!"通信魔法"!」
通信魔法は相手の魔力反応をとらえて音声を送るものだ。
これなら神様達にも繋がるはずだ。
「もしもしタパス様ですか?」
『うお!なんじゃ。グランか。わかっていても驚くのう……』
「うん?わかったいたのですか?」
『当然じゃ。こちらの世界からそちらは見ておるんじゃよ。だがのわかっていてもやはり驚くんじゃ。一刻も早く何か対策を頼むぞ』
「わかりました。今二人にかけようと思っているんですが何かほかに改善点とかないですかね?」
『そうじゃな。魔力が不安定だからの。もっと魔力量を増やした方がクリアーに聞こえるぞい。あと二人の魔力反応はどうするんじゃ?』
「その点は時空魔法の過去視で確認してきたので大丈夫です」
『なるほどな。じゃああとは早急に通信魔法がかかってきたときにわかるようにしてくれると完璧じゃな』
「わかりました。教会に行けないときはこの方法で連絡を取り合おうと思ってます」
『了解じゃ。ではまたの』
「はい!また今度」
タパスとのタパスとの通話を切ったグランは早速着信音について考え始めた。
「やっぱり魔法のみでの着信音は難しいな……。やっぱりスマホから作るしかないか。"創造魔法"」
創造魔法を開いたグランは物質創造の魔法と回路の魔法を作り出した。
「じゃあ早速!"物質創造"!」
頭の中でスマホのガワをイメージしそれを自分の魔力から創造した物質を使って作り上げた。
「そしてお次に"回路"!」
回路は非生命体の物体に魔力の回路を与えるものだ。
まあイメージとしては電気回路のようなものだろうか。
「この回路の使い方ひとつでいろいろなものが作れるのは面白いな。っとできたできた。よしじゃあ使ってみ……」
グランはそういうと同時に倒れこんでしまった。
(あれ?なんだか急に眠気がきたな。魔力の使いすぎか?)
―――――――――――――――――――――――――――――――
「あれ!?ここ何処だ?なんだか懐かしいな・・・ってここ日本の俺の家か」
夢か?と思ったグランは自分の頬をつねってみたりしたが全くもって痛くなかったので夢だと認識できた。
「これが明晰夢ってやつなのか。こんな体験は初めてだな。せっかくだし楽しんでから起きようかな?」
グランいや陽翔は懐かしの我が家の自分の家で起きた後1階のリビングへと向かった。
そこには家族が揃っていた。
「おお。陽翔おはよう」
「あら。陽翔おはよう」
「はる兄おはよー!」
「おはよう♪はる兄さん」
「おはよう。父さん母さんそれに陽葵茉奈」
「はる兄はお寝坊さんだね。もう9:00だよ?いくら休みの日だったとしてももう少し早く起きたらいいのに」
「わかってないな~陽葵は。休みの日に9:00ぐらいまで寝ているからいいんだよ?それ以上寝るとせっかくの休みがもったいないけど」
「でもやっぱりもう少し早く起きるべきです!せめて8:00位に……」
「茉奈も一回9:00ぐらいまで寝てみればわかるよ。その素晴らしさがね!」
「そんなことより早く朝ごはんを食べちゃって頂戴!もう陽翔以外は食べ終わってるんだから」
「わかったよ。母さん」
久しぶりの家族との会話に懐かしさを覚えていると少し不思議な点が出てきた。
「父さん。今日って何月何日何曜日?」
「今日は7月31日水曜日だ。夏休み中だからみんな家にいるんだろう?」
「そ、そうだったね。まだ寝ぼけてたみたい」
「ちょっと大丈夫なの?はる兄。もう一回顔洗ってきたら?」
「そうすることにするよ」
そう言って一度部屋を出た陽翔は洗面所に向かっていた。
「やっぱり家族と話せるのはいいね。でも目が覚めたら終わってしまうと思うと寂しいなぁ。あ!でもまた夢で会えるかもしれない!待てよ・・・。今スキルは使えるのかな?」
気になった陽翔はステータスを開いた。
「おっ!使えるみたいだ!使えるスキルは・・・っとあれ?消えたぞ?"状態確認"・・・あれ?使えなくなったな。残ってた魔力で偶然開けたのか?」
「はる兄さんまだ~?」
「ごめん!今行く!」
茉奈に呼ばれた俺はリビングへと向かうのだった。