ねえ、どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? どうして? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ? ドウシテ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 答えなさいよ!!!!!!!!!!
 






「マルグリット? どうした? おい、マルグリット!」

「ハッ! 申し訳ありません、お父さま。つい、考え事をしてしまいまして」

 いけない。教会の話だったはずなのに、つい二人の事を考えてしまうと暴走してしまう。
 
 わかってる。こんなのただの八つ当たりだ。自分が弱くて守れなかった分際で無関係な神にまで感情をぶつけてしまうなんて、最低だ。ヴェルキオラ教がどうとか他人の事をとやかく言えないな、私も……。

「本当にそれだけか? すごい形相していたが……」

 感情が迷子になっている状態で会話を続けていたら何を迂闊な発言するかわかったもんじゃない。頭を冷やすためにさっさと退散しないと。

「疲れているのかもしれませんわね。先に食堂に行っていますからお父さまも早く来てくださいね」

「わかった。書類だけ纏めたらすぐ行くよ」

「わかりました。その様に伝えておきますわ」

 私はお父さまに今の自分の顔をこれ以上見られたくなかったから逃げるように食堂へと向かった。

「マルグリット…… お前に一体何があったんだ? あの形相は只事ではなかったぞ。まるで世界の全てを憎んでいるかのような……」