「何度生まれ変わっても、お前だけはコロシに行ってあげる」
 
「おー、こえーこえー。だがな、何遍生まれ変わろうが、今回みたいに全殺しにしてやるよ、ま・け・い・ぬ・お嬢様」

 赤服はそう言いながら、口角を吊り上げ嬉しそうに舌なめずりしながら振り上げた斧を私に下した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 その光景を最後に私の意識は暗転した。