古の時代から、人とあやかしの間ではは争いが絶えなかった。

異種族であるお互いを忌み嫌い合い、争いを続けては、どちらか一方が勝ち、負けるの繰り返し。


そんな中、双方に君主(くんしゅ)が生まれた。

人間側の君主一条(いちじょう)家と、あやかし側の君主龍水(りゅうすい)家。

しかしその結果、争いはいっそう激しくなり何の関係もない民間人にまで被害が及んだ。

それでも、戦いは終わらなかった。

どちらかが勝ち君主を討つまでは、と。