小柄な由香奈が着てみるとスカート丈は思ったほど短くはなく、逆に胸元は今にもピンク色が覗いてしまいそうだった。
「はは、可愛い。最初から由香奈ちゃんに着てもらえば良かった」
 喧嘩の原因はこのメイド服なのか。由香奈は胸元を押さえるかスカートを押さえるか、迷ってもじもじする。
 その様子ににんまりしながら、中村はデスクチェアに座った自分の前に由香奈を立たせた。

「オトコがスケベでヘンタイで何が悪いんだよ」
 口を尖らせリボンレースの付いたニーハイソックスの上の太ももを撫でる。
「ストイックな方がモテるならそうするけどさ。どうなんだろ」
 これは独り言で返事を求められてるわけじゃない。それがわかるから由香奈はただ眼を伏せる。

「メイドさん、スカートめくって」
 ぎゅっと目をつぶって由香奈は素直にスカートの裾を上げる。
「はは。ほんとにはいてない」
 かあっと頬に血が上るのを感じながら由香奈はからだが震えそうになるのを堪える。片足を持ち上げ、チェアの端に乗せられる。

「なんだか今日は固いなあ。なんで?」
 太ももを甘噛みして訊かれる。由香奈はこれには首を横に振る。
 中村は腰を抱いていた腕を解き、由香奈の体の向きを変えて膝の上に乗せた。

 ふうーっとうなじに心地よさげな溜息。襟ぐりが深いから肌がむき出しになっている由香奈の肩口に顔を埋め、中村はぎゅっと抱き着いてくる。
「メイドさん、ずっと一緒にいてほしいな。一緒に寝て、朝ごはん作ったり」
「……このメイドさんは夜専用です。エッチなことしかできません」
 由香奈が返事をしたことにも内容にも驚き、中村は横目に彼女の表情を窺う。
「やばいって、それ」

 中村がぐいっと生地を引っ張ると、メイド服の肩口はあっさりと抜け大きな乳房が飛び出る。下方の丸みを撫で、ずっしりした重みを感じながら揉み上げる。柔らかく弾力のあるふくらみとはまた別の感触を味わいながら指で乳輪をなぞる。さわさわとじっくり時間をかけて撫でまわす。