「おいで、凜花(りんか)


声が聞こえる。
私を呼ぶ、優しい声。


「俺と永遠の契りを交わそう」


愛おしそうに、どこか乞うように、私を呼んでいる。


「今度こそお前を守り抜くよ」


知らないのに、なんだか懐かしい声音。


「だから早く俺のもとにおいで、凜花」


――あなたは誰……?


「この世でふたりといない、唯一無二のお前のつがいだ――」