コンビニで見付けた限定アイスを食べて、そのままベッドに横になった。ふと、交番課の友人に感想を聞かれた時の答えが無いことに気づいて、味わう事もなくぼんやりと食べてしまったみたいだと察した。
「勿体ないことしたかな。多分、疲れているのよね」
勤務初日の早々だったもの、と真由は一人呟いて、ふかふかのシーツに顔を押し付けた。こうしていると、一番安心出来る。
ひどく疲れているのに、枕の横にある携帯電話の存在が気になって、ついつい顔を上げてしまった。――あの人、今頃何をしているんだろう。傷の手当てをしてもらって、さぞ豪勢で高い家賃のマンションでくつろいでいるのかなあ。
「…………パートナーなんだし、連絡の一つくらい寄こしてよ」
思わず携帯電話を引き寄せて愚痴った。勤務時間外ということを考えたら、自分から掛ける勇気も出なくて、いつの間にか携帯電話を握りしめて眠りに落ちていた。
「勿体ないことしたかな。多分、疲れているのよね」
勤務初日の早々だったもの、と真由は一人呟いて、ふかふかのシーツに顔を押し付けた。こうしていると、一番安心出来る。
ひどく疲れているのに、枕の横にある携帯電話の存在が気になって、ついつい顔を上げてしまった。――あの人、今頃何をしているんだろう。傷の手当てをしてもらって、さぞ豪勢で高い家賃のマンションでくつろいでいるのかなあ。
「…………パートナーなんだし、連絡の一つくらい寄こしてよ」
思わず携帯電話を引き寄せて愚痴った。勤務時間外ということを考えたら、自分から掛ける勇気も出なくて、いつの間にか携帯電話を握りしめて眠りに落ちていた。