「悠希くんていい名前だよね……希望って字が入ってて」
ある日、唐突に彼女に言われた。
「どこに住んでたの? どんな子だった?」
矢継ぎ早に色々な質問をされる。
(急に何だ?)と思っていると、親父が彼女に僕が小学生だった頃の写真を見せていた。
「いいな~私一人っ子だったから、こんな弟欲しかったんですよね~」
「こんな姉貴ならいらない(ボソッ)」
「コラ!」
また漫才が始まったという感じのリアクションをとる親父の反応がなんだかムカつく。
「あだ名は何だった? 私はハルちゃん」
「ハルくんとか……ハル……ちゃん」
「同じだ~」
彼女は、やけに嬉しそうにはしゃいだ。
「アレだな」と急に親父が話に入ってくる。
「お前らもし結婚したら、一文字違いのハル×ハルコンビで夫婦漫才みたいだな」
「はぁ!?」とうわずった声のまま固まる僕。
「もう結婚してますからー!」と叫ぶ彼女。
(どうも~悠希で~す! 春香で~す! 二人合わせて)みたいな寒いことを一瞬想像してしまった僕はアホだ。
色々昔の話をしていて発覚したのだが、僕が高校生の時にバイトをしていたファミレスに大学時代の彼女と旦那がよく行っていたのだという。
「そんな頃からすれ違ってたんだね〜」
明るい声で言う彼女になんだかイラっとした。
(なんだろう……このモヤモヤは?)
ある日、唐突に彼女に言われた。
「どこに住んでたの? どんな子だった?」
矢継ぎ早に色々な質問をされる。
(急に何だ?)と思っていると、親父が彼女に僕が小学生だった頃の写真を見せていた。
「いいな~私一人っ子だったから、こんな弟欲しかったんですよね~」
「こんな姉貴ならいらない(ボソッ)」
「コラ!」
また漫才が始まったという感じのリアクションをとる親父の反応がなんだかムカつく。
「あだ名は何だった? 私はハルちゃん」
「ハルくんとか……ハル……ちゃん」
「同じだ~」
彼女は、やけに嬉しそうにはしゃいだ。
「アレだな」と急に親父が話に入ってくる。
「お前らもし結婚したら、一文字違いのハル×ハルコンビで夫婦漫才みたいだな」
「はぁ!?」とうわずった声のまま固まる僕。
「もう結婚してますからー!」と叫ぶ彼女。
(どうも~悠希で~す! 春香で~す! 二人合わせて)みたいな寒いことを一瞬想像してしまった僕はアホだ。
色々昔の話をしていて発覚したのだが、僕が高校生の時にバイトをしていたファミレスに大学時代の彼女と旦那がよく行っていたのだという。
「そんな頃からすれ違ってたんだね〜」
明るい声で言う彼女になんだかイラっとした。
(なんだろう……このモヤモヤは?)

