終始紺色に近いブルーで過ごした日曜日が過ぎ去って、真っ黒な月曜日がやって来た。朝一番職員室へ呼び出された俺は、入学してから初めて会話をする校長からも説教を受けた。
たとえあの本屋で良いことをしたとしても皆で褒めてはくれないのに、悪いことをすれば寄って集ってだなと思った。
「すみませんでした」
無表情での謝罪を終え、扉に手をかけた時。
「おい、修斗」
いつもより低い声で、バスケ部顧問に呼び止められた。
「はい」
ポケットへ突っ込んでいた手を、すぐさま腿の横に置く。怪訝な表情の彼は言った。
「放課後の部活で、お前に話があるから」
母親、店主、担任、校長、教頭。
「はい……」
そして部活顧問の先生。今日の俺は、一体何人に叱られるのだろう。
たとえあの本屋で良いことをしたとしても皆で褒めてはくれないのに、悪いことをすれば寄って集ってだなと思った。
「すみませんでした」
無表情での謝罪を終え、扉に手をかけた時。
「おい、修斗」
いつもより低い声で、バスケ部顧問に呼び止められた。
「はい」
ポケットへ突っ込んでいた手を、すぐさま腿の横に置く。怪訝な表情の彼は言った。
「放課後の部活で、お前に話があるから」
母親、店主、担任、校長、教頭。
「はい……」
そして部活顧問の先生。今日の俺は、一体何人に叱られるのだろう。