「じゃあ、結婚がダメなら、まずは俺と付き合ってくれ。」

「本気だったの?」

「冗談で、あんな事言う訳ないだろう。」

俺達は見つめ合った。

「返事は明日まで。」

今度は期限付きにしたのは、いい返事がくると願っているからだ。


だが翌日。とんでもない人が現れた。

美生と付き合っていた宮古さんと、結婚したあの若いモデルだ。

「藤間美生さんの病室はどこですか?」

おい、ちょっと待て。

看護師が案内をしようとするところを押し切って、俺がその人の前に立った。