しいの彼氏のお友達に会う日、ちょっとだけ気合を入れた。
普段着けないペンダントをして、ワンピースを着て珍しくヒールを履いて…少しだけがんばろうと思いながら家を出た。
「松永と毎日LINEしてるの!?なんで!?」
土曜に夜、駅でしいと待ち合わせをして約束の居酒屋まで歩く。
「なんでって…、LINEくれるからかな」
「えーーー、だとしても松永だよ??いいの??」
「え、そんな感じ?普通にいい人だと思うけどな」
私よりヒールに履き慣れてるしいはカツカツ言わせながら歩く様も決まってる。もうすでに嫌になってる私とは大違いだ。
「いい感じなの…?」
そんな恐る恐る聞かなくても。なんでちょっと眉間にしわを寄せてるのかわかんない。
「悪くはないけど。でもそんなんじゃないよ」
そんな気になってるわけでもない。まぁ良い人だなぁって思ってるぐらいで。
「あ、でも彼氏は欲しいから今日期待しちゃう♡」
なんかもっと私をそんな気にさせてくれること、ないのかな。
もう全部どーでもよくなっちゃうぐらいに夢中にしてくれること、あったらいいのに。
普段着けないペンダントをして、ワンピースを着て珍しくヒールを履いて…少しだけがんばろうと思いながら家を出た。
「松永と毎日LINEしてるの!?なんで!?」
土曜に夜、駅でしいと待ち合わせをして約束の居酒屋まで歩く。
「なんでって…、LINEくれるからかな」
「えーーー、だとしても松永だよ??いいの??」
「え、そんな感じ?普通にいい人だと思うけどな」
私よりヒールに履き慣れてるしいはカツカツ言わせながら歩く様も決まってる。もうすでに嫌になってる私とは大違いだ。
「いい感じなの…?」
そんな恐る恐る聞かなくても。なんでちょっと眉間にしわを寄せてるのかわかんない。
「悪くはないけど。でもそんなんじゃないよ」
そんな気になってるわけでもない。まぁ良い人だなぁって思ってるぐらいで。
「あ、でも彼氏は欲しいから今日期待しちゃう♡」
なんかもっと私をそんな気にさせてくれること、ないのかな。
もう全部どーでもよくなっちゃうぐらいに夢中にしてくれること、あったらいいのに。