「ねぇ宮城ってどんなとこ?」
会社のお昼休み、私も笹森もコンビニで済まそうとオフィスビルから出てきた。
「超いいとこだよ!なんで?」
「んーーー、遊び行こうか迷ってて」
近くのコンビニに入る。
今日のお昼は何にしようかな。手軽に食べれるサンドウィッチかな。
「え!?行くの?行くの宮城??」
サンドウィッチを手に取ろうとする私をロックオンするかのように笹森が見てきた。
もう少し瞬きしてくれないかな、怖い。
「行ったことないし、ちょっと観光に行くのいいなって思って」
「いいと思うよ!行っちゃいなよ!」
親指を立ててグッと私にウインクして来た。
なんじゃそら。
思わずため息が出た。
「…くっつけようとしてるでしょ、私と宏太くん」
「し、してないよ!全然!」
しどろもどろしながら右手をブンブンと振って答える姿にもため息が出た。
「そーゆうのはもっと上手くやってくれる?」
お昼にシュークリームも買うことにした。甘いものも欲しい気分だ。
「前にさぁ」
笹森も同じようにサンドウィッチを手に取った。
「俺が遠距離で悩んでる時真中言ってくれたじゃん、諦めるなって。だから俺は真中にも幸せになってほしいんだよ」
大きな瞳でにこりと笑う。
「松永はすごいいい奴だし、マジで俺の友達一いいやつだから、絶対ぜーーーったい真中幸せになれると思う!」
そんな念押しされなくても、いい人なのはわかってる。
一緒にいて楽しいし、その空間も嫌いじゃないし、話もまぁ合うし、でも遠距離かぁー…。
昔の私ならいつでもそばにいたくて、会いたい時にはすぐ会える距離じゃなきゃって思ってた。
きっと今だってそれは変わってない。
でもそばにいて苦しめることになるならー…
会社のお昼休み、私も笹森もコンビニで済まそうとオフィスビルから出てきた。
「超いいとこだよ!なんで?」
「んーーー、遊び行こうか迷ってて」
近くのコンビニに入る。
今日のお昼は何にしようかな。手軽に食べれるサンドウィッチかな。
「え!?行くの?行くの宮城??」
サンドウィッチを手に取ろうとする私をロックオンするかのように笹森が見てきた。
もう少し瞬きしてくれないかな、怖い。
「行ったことないし、ちょっと観光に行くのいいなって思って」
「いいと思うよ!行っちゃいなよ!」
親指を立ててグッと私にウインクして来た。
なんじゃそら。
思わずため息が出た。
「…くっつけようとしてるでしょ、私と宏太くん」
「し、してないよ!全然!」
しどろもどろしながら右手をブンブンと振って答える姿にもため息が出た。
「そーゆうのはもっと上手くやってくれる?」
お昼にシュークリームも買うことにした。甘いものも欲しい気分だ。
「前にさぁ」
笹森も同じようにサンドウィッチを手に取った。
「俺が遠距離で悩んでる時真中言ってくれたじゃん、諦めるなって。だから俺は真中にも幸せになってほしいんだよ」
大きな瞳でにこりと笑う。
「松永はすごいいい奴だし、マジで俺の友達一いいやつだから、絶対ぜーーーったい真中幸せになれると思う!」
そんな念押しされなくても、いい人なのはわかってる。
一緒にいて楽しいし、その空間も嫌いじゃないし、話もまぁ合うし、でも遠距離かぁー…。
昔の私ならいつでもそばにいたくて、会いたい時にはすぐ会える距離じゃなきゃって思ってた。
きっと今だってそれは変わってない。
でもそばにいて苦しめることになるならー…