きみがくれた日常を

青春・恋愛

天野 心月/著
きみがくれた日常を
作品番号
1644753
最終更新
2024/01/28
総文字数
97,528
ページ数
84ページ
ステータス
完結
いいね数
88
ランクイン履歴

総合24位(2021/08/18)

青春・恋愛16位(2021/08/15)

ランクイン履歴

総合24位(2021/08/18)

青春・恋愛16位(2021/08/15)


 あなたに出逢って、わたしの運命の歯車は大きく動き出した。


 わたしは自分の心の声を聞かないで、他人に周りに
 合わせてきた。

 そのほうが楽だった。

 でも、それじゃだめだって教えてくれたのは、
 まっすぐで優しい あなた でした。



「俺はあの日言えなかったんだ。

 伝えたいことを伝えたい人に」

 あの日、あなたの悲しい後悔を知った。
 
 でも、そのときの私はまだ知らなかった。
 その過去のほんとの意味を。
 彼が隠していた秘密を。



 すべてが明らかになったとき、あなたは優しい声で言う。

「これからもずっと笑ってて」と。



 伊織。

 あなたとあの夜見た満天の星空を思い出す。


 絶対忘れないよ。

 あなたがくれた優しさも夢も。

 未来も。




 いましかないこの一瞬一瞬を大切に。
 わたしは精一杯生きていく。

 あなたが護ってくれたこの日常を。
あらすじ
 桜に不思議な力が宿っていると昔の人から伝えられている。それが願いの強さによって呼び出すことのできる桜の妖精さん。
 そして葵は転校生の伊織と日常を送っていた。
 でも、伊織は哀しい過去を隠していて、その日々があたりまえじゃないことを知る。
 伊織の過去、想い、願い。
 すべてが明らかになり、伊織の願いが込められた手紙を受け取る。
 果たして、伊織が願ったこととは?

この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:かがみもちさん
ネタバレ
きみがくれた日常を レビュー
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2021/08/12 21:02

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