きみがくれた日常を
青春・恋愛
完
91
天野 心月/著
- 作品番号
- 1644753
- 最終更新
- 2024/10/12
- 総文字数
- 97,554
- ページ数
- 84ページ
- ステータス
- 完結
- いいね数
- 91
- ランクイン履歴
-
総合24位(2021/08/18)
青春・恋愛16位(2021/08/15)
- ランクイン履歴
-
総合24位(2021/08/18)
青春・恋愛16位(2021/08/15)
あなたに出逢って、わたしの運命の歯車は大きく動き出した。
わたしは自分の心の声を聞かないで、他人に周りに
合わせてきた。
そのほうが楽だった。
でも、それじゃだめだって教えてくれたのは、
まっすぐで優しい あなた でした。
「俺はあの日言えなかったんだ。
伝えたいことを伝えたい人に」
あの日、あなたの悲しい後悔を知った。
でも、そのときの私はまだ知らなかった。
その過去のほんとの意味を。
彼が隠していた秘密を。
すべてが明らかになったとき、あなたは優しい声で言う。
「これからもずっと笑ってて」と。
伊織。
あなたとあの夜見た満天の星空を思い出す。
絶対忘れないよ。
あなたがくれた優しさも夢も。
未来も。
いましかないこの一瞬一瞬を大切に。
わたしは精一杯生きていく。
あなたが護ってくれたこの日常を。
- あらすじ
- 桜に不思議な力が宿っていると昔の人から伝えられている。それが願いの強さによって呼び出すことのできる桜の妖精さん。
そして葵は転校生の伊織と日常を送っていた。
でも、伊織は哀しい過去を隠していて、その日々があたりまえじゃないことを知る。
伊織の過去、想い、願い。
すべてが明らかになり、伊織の願いが込められた手紙を受け取る。
果たして、伊織が願ったこととは?
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