さやけき月を愛でる君

後宮ファンタジー

森戸玲有/著
さやけき月を愛でる君
作品番号
1641587
最終更新
2021/06/30
総文字数
31,999
ページ数
15ページ
ステータス
完結
いいね数
68
ランクイン履歴

総合4位(2021/07/13)

後宮ファンタジー3位(2022/08/25)

ランクイン履歴

総合4位(2021/07/13)

後宮ファンタジー3位(2022/08/25)



さやけき月を愛でる君
あらすじ
太政大臣の娘・維月(いつき)は、東宮のもとに入内するものの、東宮からの御渡りはなく、帝の妃たちからは「月草の女御」などど言われ、侮られていた。

しかし、維月はそんなことはすべて承知だった。
元々、この婚姻は東宮にかけられた呪詛を解くための契約。自分は「仮初の妃」なのだと。

……東宮のお役に立てるのなら、命も懸ける。

そんな彼女の想いに気づき、惹かれていく東宮は……。

孤独な二人の再生物語。

この作品のレビュー

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この作品の感想ノート

皇族を守る一念から、身寄りのない子供を呪術の型式にさせるべく自分の子供として育て、後、呪詛を受けている東宮の妃として入宮させる行為は、正に生贄婚と言わざる得ない。ヒロインも自らの立場・任務を十分理解しているから、東宮に恋心を抱きつつも、その感情に蓋をして、東宮に掛けられている呪詛を、東宮の身代わりに受け止めている姿に、儚さと一途さに感動を覚えました。また、そのヒロインの心根の優しさに気付き懸想する東宮の男気に敬服しました。

2023/11/27 10:26

この作品のひとこと感想

すべての感想数:122

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