コラム「孔子とアッチラ大王」

 先のコラムで述べたとおり、日本は中国の従兄(周の長子)であり、チベットは「舅(妃の父)」である。
 遠い血縁はあれども「家が違う」から、(中国が)服従や支配権までを求めるのがまず間違い。たしかに中央の大陸の支配者でその面で文化や文明に敬意を払うことは否定しないが、儒教モラルからすれば日本(従兄)やチベット(舅)に無礼と卑劣を働いたのは非行なのである。

 このように歴史を掘り返すとしばしば自爆になるものだから、中国や韓国は歴史を捏造したり嘘のプロパガンダしたりする。
 韓国だって、戦時中に日本の従属同盟国みたいなもので(スペインやオーストリアみたいなもん)、終戦時に主犯でないということで責任追及を免れただけ。日本に戦犯呼ばわりして騒ぎ立てたら、過去の真相がバレてきた時点で「ブーメラン自爆」となる。
 だいたい、前大戦では共産コミンテルンのスパイ工作員たちが「敗戦革命」を狙って、日米や中国に戦争激化を焚きつけていやそうだから、共産党が戦後に平和主義騙ってるのがまずおかしい。

 それから「孔子やアッチラ大王は韓国人」という意味不明な主張の出所。実は全くの嘘ではないようで、部分的に真実を含んではいる(コリアン流の針小棒大な偏向弁論のせいで狂った虚言のように聞こえるけれどもw)。
 無茶苦茶やって(腐敗?)最後はオールアジアから袋叩きにされた(?)殷王朝の遺民の一部が朝鮮半島に移住して、遠祖のルーツの一つになっている。孔子も殷王朝の末裔の血を引いているから、そういう意味で(韓国人は)同胞扱いしている。
 それからアッチラ大王は古代ローマ帝国に攻め込んで暴虐と破壊した人だが、正体はどうやら北匈奴だと判明している。「匈奴」は古代北方民族だから、北方アジアンに民族浄化された今の韓国人にとっては、遠縁の親戚民族の意識があるのだろう。
 ところで「殷(う)つ」とは呪術的な意味合いで妊婦を叩くことらしい(漢字学者の白川静、たしか岩波新書の「漢字」?参照)。現代コリアンのドメスティックバイオレンス標準装備や犬肉文化も案外にその辺りが起源なのか? 殷王朝は犬も殺して生贄にし、大陸や半島の犬肉文化の起源でもあるようだ。