◆◆ 4
ガラスの容器に入ったそれは、いわゆる『口溶けなめらかプリン』だった。
上には絞った生クリームが乗っかっており、カラメルソースの代わりにかかっているのは黒糖シロップ。
はっきり言って、めちゃくちゃ美味しい。
「お姉ちゃん、美味しいでしょ?」
「うん、美味しい!」
ああ、幸せ。
休日にのんびりと美味しいスイーツ。これぞ至福のとき。
あまりの美味しさに思わずほっぺたに手を当て、恍惚の表情を浮かべる。
そのとき、陽茉莉はハッとした。
ガラスの容器に入ったそれは、いわゆる『口溶けなめらかプリン』だった。
上には絞った生クリームが乗っかっており、カラメルソースの代わりにかかっているのは黒糖シロップ。
はっきり言って、めちゃくちゃ美味しい。
「お姉ちゃん、美味しいでしょ?」
「うん、美味しい!」
ああ、幸せ。
休日にのんびりと美味しいスイーツ。これぞ至福のとき。
あまりの美味しさに思わずほっぺたに手を当て、恍惚の表情を浮かべる。
そのとき、陽茉莉はハッとした。