◆◆ 1
お酒の力とは恐ろしい。
陽茉莉は自分がしでかした数々の所業に、羞恥のあまりに顔から火が出そうだった。
今朝、気持ちよく目が覚めて大きく伸びをすると、視界の端に大きなもふもふが映った。そちらに目を向け、パチリと目が合う。
その瞬間、昨日の出来事を全て思い出した。
こともあろうか、上司に向かってあれやこれやの醜態をさらした挙げ句に、最後は一緒に寝てくれとおねだりしたのだ。
あり得ない。本当にあり得ない!
いっそのこと、記憶が飛んでくれていたらよかったのに!
お酒の力とは恐ろしい。
陽茉莉は自分がしでかした数々の所業に、羞恥のあまりに顔から火が出そうだった。
今朝、気持ちよく目が覚めて大きく伸びをすると、視界の端に大きなもふもふが映った。そちらに目を向け、パチリと目が合う。
その瞬間、昨日の出来事を全て思い出した。
こともあろうか、上司に向かってあれやこれやの醜態をさらした挙げ句に、最後は一緒に寝てくれとおねだりしたのだ。
あり得ない。本当にあり得ない!
いっそのこと、記憶が飛んでくれていたらよかったのに!