放課後。
2人で家路に着く。家の方向は一緒なのだが夏帆のほうが少しだけ遠い。待ち合わせ場所は自分たちの家の間にある公園。小さい頃よく遊んだところだ。もしかしたら、幼い頃からお互い遊んでいたのかもしれない。それほど身近な場所だ。制服のままがいいと言われたので制服のまま財布とケータイを持ってその公園に向かう。母さんは家にはいなかった。そういえば朝に学校に行くと言っていた。今日1日でいろいろありすぎて忘れていた。
待ち合わせの時間より5分ほど早くきたが、もうすでに夏帆はそこにいた。
「ごめん、まったかな?」
夏帆は僕の顔を見ると顔を明るくして、
「うんん。私も今きたところだよ。」
と、首を振って答える。
「そっか。なら時間もないし、行こうか。」
僕は手を差し出した。夏帆はそれに応えた。
一駅先にある大型商業施設に行く。電車の中は放課後と言うこともあり、学生ばかりだ。買い物の時間は夕飯のこともあるので約2時間ほど。正直、少し短い気もするがあまり親には心配をかけたくない。電車内ではかなり席が空いているにもかかわらず隣同士に座り体を寄せ合った。一駅分なので5分もないが離れるのが嫌だった。
2人で家路に着く。家の方向は一緒なのだが夏帆のほうが少しだけ遠い。待ち合わせ場所は自分たちの家の間にある公園。小さい頃よく遊んだところだ。もしかしたら、幼い頃からお互い遊んでいたのかもしれない。それほど身近な場所だ。制服のままがいいと言われたので制服のまま財布とケータイを持ってその公園に向かう。母さんは家にはいなかった。そういえば朝に学校に行くと言っていた。今日1日でいろいろありすぎて忘れていた。
待ち合わせの時間より5分ほど早くきたが、もうすでに夏帆はそこにいた。
「ごめん、まったかな?」
夏帆は僕の顔を見ると顔を明るくして、
「うんん。私も今きたところだよ。」
と、首を振って答える。
「そっか。なら時間もないし、行こうか。」
僕は手を差し出した。夏帆はそれに応えた。
一駅先にある大型商業施設に行く。電車の中は放課後と言うこともあり、学生ばかりだ。買い物の時間は夕飯のこともあるので約2時間ほど。正直、少し短い気もするがあまり親には心配をかけたくない。電車内ではかなり席が空いているにもかかわらず隣同士に座り体を寄せ合った。一駅分なので5分もないが離れるのが嫌だった。