あらぁ、あらあら。
魔王の吐息で飛ばされたのぼると、ボッコボコにされてた山岡さんが、もう骨格から違う人になって現れましたよ!
それにしても、ここまで変化しているのに、真希さんはよく気付きましたね。
「ちんちくりんの子供かと思ったら……少し見ない間に随分男前になって。どうだい?お姉さんと一晩遊んでみないかい?」
……このアバズレが!!
お腹の子が本当に魔王との子か疑わしくなってきました!
魔王としか関係を持っていないという言葉も、一気に信用を失いましたよ!
「残念だが、俺は三十路には興味がないんでね。他を当たってくれ」
のぼるものぼるで、言いたい事をズケズケ言う性格は変わってないです。
「お前ら……一体何があったんだ。見違えたぞ。まるで別人だ」
いや、本当に別人ですよ。
野暮ったいボサボサの髪に、割り箸のような腕だったのが、サラサラストレートヘアに、筋肉質な腕に変わっているんですから。
そして四等身だったのが八等身……これはやはり別人と考えるのが自然です。
もしかして本物ののぼるは、伝説の勇者という肩書きをこの人に売り飛ばしたんじゃないでしょうか!
「魔王に飛ばされてから、なんとかこの村に戻ろうと俺は必死だった。魔物と戦い、野宿をして。この村に戻ってきた時には、自分でも信じられないくらい強くなっていたわけさ」
魔王の吐息で飛ばされたのぼると、ボッコボコにされてた山岡さんが、もう骨格から違う人になって現れましたよ!
それにしても、ここまで変化しているのに、真希さんはよく気付きましたね。
「ちんちくりんの子供かと思ったら……少し見ない間に随分男前になって。どうだい?お姉さんと一晩遊んでみないかい?」
……このアバズレが!!
お腹の子が本当に魔王との子か疑わしくなってきました!
魔王としか関係を持っていないという言葉も、一気に信用を失いましたよ!
「残念だが、俺は三十路には興味がないんでね。他を当たってくれ」
のぼるものぼるで、言いたい事をズケズケ言う性格は変わってないです。
「お前ら……一体何があったんだ。見違えたぞ。まるで別人だ」
いや、本当に別人ですよ。
野暮ったいボサボサの髪に、割り箸のような腕だったのが、サラサラストレートヘアに、筋肉質な腕に変わっているんですから。
そして四等身だったのが八等身……これはやはり別人と考えるのが自然です。
もしかして本物ののぼるは、伝説の勇者という肩書きをこの人に売り飛ばしたんじゃないでしょうか!
「魔王に飛ばされてから、なんとかこの村に戻ろうと俺は必死だった。魔物と戦い、野宿をして。この村に戻ってきた時には、自分でも信じられないくらい強くなっていたわけさ」