魔王との別れの時が訪れました。
二階に上がり、ブーメランパンツをズロースに穿き替えた魔王が、店に下りてきて……。
「ではさらばだ!! この魔王、未来永劫貴様らの事は忘れないぞ! 感謝するがいい!」
と、マントを翻して私達に背を向けた時でした。
「魔王……だと?」
店の入り口に、ダメ勇者コンビ、のぼるズが立っていたのです。
今まで運良く、一度も顔を合わせた事のない勇者と魔王が……ついに出会ってしまいました!
「……なんだ貴様らは。道具屋はもう閉店だ。道具が欲しくばまた明日来るが良い!」
最後まで道具屋としての対応を忘れない。
グッジョブですよ!
「いやいや、未来に会いに来たっていうのに……とんでもない大物がいたもんだぜ! 俺はのぼる! 伝説の勇者のぼるだっ!」
「いや、俺ぞ光の勇者のぼるだ。深き闇より生まれたる、破壊と混沌の神よ、このゴッデス山岡のぼるに出会った不幸を……地獄の業火に焼かれながら悔いるが良い」
二人とも武器を抜き、戦う気満々ですが……ここは店の中です!
外でやってください!
二階に上がり、ブーメランパンツをズロースに穿き替えた魔王が、店に下りてきて……。
「ではさらばだ!! この魔王、未来永劫貴様らの事は忘れないぞ! 感謝するがいい!」
と、マントを翻して私達に背を向けた時でした。
「魔王……だと?」
店の入り口に、ダメ勇者コンビ、のぼるズが立っていたのです。
今まで運良く、一度も顔を合わせた事のない勇者と魔王が……ついに出会ってしまいました!
「……なんだ貴様らは。道具屋はもう閉店だ。道具が欲しくばまた明日来るが良い!」
最後まで道具屋としての対応を忘れない。
グッジョブですよ!
「いやいや、未来に会いに来たっていうのに……とんでもない大物がいたもんだぜ! 俺はのぼる! 伝説の勇者のぼるだっ!」
「いや、俺ぞ光の勇者のぼるだ。深き闇より生まれたる、破壊と混沌の神よ、このゴッデス山岡のぼるに出会った不幸を……地獄の業火に焼かれながら悔いるが良い」
二人とも武器を抜き、戦う気満々ですが……ここは店の中です!
外でやってください!