成分を抽出して、出来上がった回復薬。
瓶に入れてみると、一本半出来ましたね。
マスターが言うには、半本の回復薬は使ってみて、効果を確かめるとの事です。
今回は、私の初調合だったから、こんな少量でしたけど、いつもはもっともっと大量に作るらしいのです。
「どれ……これを飲んでみろ。その効果を見て、店に出すかどうかは決める」
そう言って、半分の回復薬を私に差し出します。
……草をすり潰して煮出した液体を飲むなんて、なんだか嫌ですね。
作っているからこそ、原材料を見てしまっては飲む気が失せます。
だけど、私が作った物ですからね……うん、頑張って飲むです!
「の、飲みます! んぐっんぐっ……ぷはっ! まっずーーーーーーーー!!」
あまりの不味さに、ダメージを受けそうです!
ですが、マスターは目を見開いて、またもや驚きの表情を浮かべたのです。
「むっ! 回復量が125だと!? これは回復薬じゃねぇ……高性能な超回復薬を作っちまったようだな」
【道具屋アイズ】
一流の道具屋ともなれば、回復薬を使用した際に、その回復量が目視出来るのだ!
これを習得するには、日々のたゆまぬ努力と、道具屋としての眼力、そして何より努力が必要とされ、努力を積み重ねた結果、努力の結晶として備わるとされる。
これを持つだけで道具屋ランクはBクラス以上と言われる。
(「世界道具屋大全」より抜粋)
瓶に入れてみると、一本半出来ましたね。
マスターが言うには、半本の回復薬は使ってみて、効果を確かめるとの事です。
今回は、私の初調合だったから、こんな少量でしたけど、いつもはもっともっと大量に作るらしいのです。
「どれ……これを飲んでみろ。その効果を見て、店に出すかどうかは決める」
そう言って、半分の回復薬を私に差し出します。
……草をすり潰して煮出した液体を飲むなんて、なんだか嫌ですね。
作っているからこそ、原材料を見てしまっては飲む気が失せます。
だけど、私が作った物ですからね……うん、頑張って飲むです!
「の、飲みます! んぐっんぐっ……ぷはっ! まっずーーーーーーーー!!」
あまりの不味さに、ダメージを受けそうです!
ですが、マスターは目を見開いて、またもや驚きの表情を浮かべたのです。
「むっ! 回復量が125だと!? これは回復薬じゃねぇ……高性能な超回復薬を作っちまったようだな」
【道具屋アイズ】
一流の道具屋ともなれば、回復薬を使用した際に、その回復量が目視出来るのだ!
これを習得するには、日々のたゆまぬ努力と、道具屋としての眼力、そして何より努力が必要とされ、努力を積み重ねた結果、努力の結晶として備わるとされる。
これを持つだけで道具屋ランクはBクラス以上と言われる。
(「世界道具屋大全」より抜粋)