「柊(しゅう)、いつになれば─︎─︎─︎」 俺もいつか、一族のように悪さをして傷つけるんだろうか……それが大切な人でも。 「まあいい。もうそろそろだ、お前がこの鬼神の名を受け継ぐんだ……しっかりしてくれよ」 そう父親に言われ、部屋を出る。するとすぐに、気配を消し……移動した。 ** *