「柊(しゅう)、いつになれば─︎─︎─︎」
俺もいつか、一族のように悪さをして傷つけるんだろうか……それが大切な人でも。
「まあいい。もうそろそろだ、お前がこの鬼神の名を受け継ぐんだ……しっかりしてくれよ」
そう父親に言われ、部屋を出る。するとすぐに、気配を消し……移動した。

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