好きという気持ち、か。なんだか改めて言葉にすると、とても照れくさい。
なんだか、初めて黒炎くんを好きって気持ちに気付いた感情に似てるかもしれない。
「僕の弟を愛してくれてありがとうございます」
「え? 今、なんて」
「……いえ、なんでも。それでは始めましょうか」
ふと小さく呟いた焔さんの言葉は私には聞こえなかった。
「出来た〜!」
「上出来ですよ、朱里様。これで黒炎も喜ぶと思います」
ハート型のチョコ。真ん中にはLOVEの文字をチョコペンで書いた。我ながら恥ずかしいというか、王道のものを作ってしまった。
あとはトリュフを作り、可愛くデコったりもした。初めてにしては良く出来た気がする。これも焔さんのお陰だ。
「これは焔さんにあげます!」
「私に、ですか?」
なんだか、初めて黒炎くんを好きって気持ちに気付いた感情に似てるかもしれない。
「僕の弟を愛してくれてありがとうございます」
「え? 今、なんて」
「……いえ、なんでも。それでは始めましょうか」
ふと小さく呟いた焔さんの言葉は私には聞こえなかった。
「出来た〜!」
「上出来ですよ、朱里様。これで黒炎も喜ぶと思います」
ハート型のチョコ。真ん中にはLOVEの文字をチョコペンで書いた。我ながら恥ずかしいというか、王道のものを作ってしまった。
あとはトリュフを作り、可愛くデコったりもした。初めてにしては良く出来た気がする。これも焔さんのお陰だ。
「これは焔さんにあげます!」
「私に、ですか?」