「あ―――!!!!」

私は思わず大声で叫んだ。

「「!?」」

黒炎くんもショップの店長も驚いて、こっちを見ている。

「あ、朱里? どうして、ここに?」

「いや……その、私もたまたまゲーム買いに来たっていうか、その……。
そんなことより、今ギャルゲーって聞こえたんだけど!?」

「ああ、ギャルゲーだ! なんなら、朱里もやるか?だけど、俺が全クリしてからじゃないと貸してやれないけどな。って言っても、こんなの俺にかかれば1日で終わるんだけどな!」