「なんで会長さんのせいなんですか?」
「それは詳しくは言えません。ですが大事な幼馴染と言われたのなら、少しは自分に自信を持つべきです」
見事に話を逸らされた。けど、会長さんなりに応援してくれてるのが伝わる。私の相談にもちゃんと答えてくれるし。
「大事な幼馴染、か……えへへへ」
林間学校のことを思い出すと顔がニヤける。口元がニヤニヤしてるせいで恐らくまわりからしたら気持ち悪いに違いない。
「元気を取り戻したみたいで安心しました」
「あ、そうだ。会長さん、遊園地のチケットありがとうございました! お礼いうのが遅くなってごめんなさい。あの日はすっごく楽しくて……」
ペコペコと頭を下げてお礼を言う私。あの日、キスをしたことは会長さんには話していない。そんなこと恥ずかしくて言えない。黒炎くんは会長さんにどこまで話したんだろう。
「それは詳しくは言えません。ですが大事な幼馴染と言われたのなら、少しは自分に自信を持つべきです」
見事に話を逸らされた。けど、会長さんなりに応援してくれてるのが伝わる。私の相談にもちゃんと答えてくれるし。
「大事な幼馴染、か……えへへへ」
林間学校のことを思い出すと顔がニヤける。口元がニヤニヤしてるせいで恐らくまわりからしたら気持ち悪いに違いない。
「元気を取り戻したみたいで安心しました」
「あ、そうだ。会長さん、遊園地のチケットありがとうございました! お礼いうのが遅くなってごめんなさい。あの日はすっごく楽しくて……」
ペコペコと頭を下げてお礼を言う私。あの日、キスをしたことは会長さんには話していない。そんなこと恥ずかしくて言えない。黒炎くんは会長さんにどこまで話したんだろう。