「……今更、気付いたんですか。他人にどう思われようが、自分は気にしません。少なくとも、柊黒炎は自分の言ってる言葉は理解してくれます。貴方は自身が言っている通り、少し勉強不足なのかもしれませんね」
「……っ! やっぱり会長さんは意地悪です!!」
私は、もう! とぷぅーと頬を膨らませ、プイっとそっぽを向いた。
「だから自分が勉強を教えているんです。それが終わったら、恋の相談でも何でも聞きますから」
「会長さんありがとうございます! じゃあ勉強が終わったら黒炎くんの話、いっぱい聞いてくださいね」
「やはり貴方は子供っぽいですね」
一瞬、会長さんが微笑んだ気がしたのは私の勘違い? 黒炎くんとはまた違っていて、会長さんの笑顔は大人っぽくてカッコ良かった。
友達というよりは私のお兄ちゃんみたいだな……と心のなかで、会長さんに対する関係を修正した私だった。
「……っ! やっぱり会長さんは意地悪です!!」
私は、もう! とぷぅーと頬を膨らませ、プイっとそっぽを向いた。
「だから自分が勉強を教えているんです。それが終わったら、恋の相談でも何でも聞きますから」
「会長さんありがとうございます! じゃあ勉強が終わったら黒炎くんの話、いっぱい聞いてくださいね」
「やはり貴方は子供っぽいですね」
一瞬、会長さんが微笑んだ気がしたのは私の勘違い? 黒炎くんとはまた違っていて、会長さんの笑顔は大人っぽくてカッコ良かった。
友達というよりは私のお兄ちゃんみたいだな……と心のなかで、会長さんに対する関係を修正した私だった。