「手当てといったものの、怪我ではなく足をつったんですね。それなら、足のマッサージをします。少し痛いかもしれませんが我慢してください」
「は、はい……」
日陰にすとんと静かにおろされて、私の足の様子を見てくれる会長さん。
痛いと言われて身構えていたけど全然痛くない。
近くで見ると、まつ毛が長くて整った顔立ちはまるでモデルさんみたい。でも、やっぱり笑わないんだなぁ。
黒炎くん以外の男の子と2人きりなんてなったことがないから緊張する。しかも、それが会長さんなら尚更。
黒炎くんは普段は子供っぽいけど、会長さんは落ち着いてるし大人って感じ。
私や黒炎くんも高校3年になったらこんなふうになれるのかな。
「は、はい……」
日陰にすとんと静かにおろされて、私の足の様子を見てくれる会長さん。
痛いと言われて身構えていたけど全然痛くない。
近くで見ると、まつ毛が長くて整った顔立ちはまるでモデルさんみたい。でも、やっぱり笑わないんだなぁ。
黒炎くん以外の男の子と2人きりなんてなったことがないから緊張する。しかも、それが会長さんなら尚更。
黒炎くんは普段は子供っぽいけど、会長さんは落ち着いてるし大人って感じ。
私や黒炎くんも高校3年になったらこんなふうになれるのかな。