遠目だけど、会長さんと黒炎くんが会話してるのが見える。なにを話しているんだろ。
女の子たちも黒炎くんたちに話しかけることはせず、遠くから眺めているだけだった。
確かに会長さんも美形だし、二人が並んでいるだけでなんかこう……オーラが違うというか、近寄りがたい雰囲気は出てる。
というか、会長さんのこと先輩って言う人もいるんだ。ちょっと意外。
「朱里、楽しんでるか?」
「え!? う、うん」
いきなり黒炎くんに話しかけられて驚いた私は声が裏返った。会長さんと会話しているときは遠い存在に見えたのに今は普通で安心した。
女の子たちも黒炎くんたちに話しかけることはせず、遠くから眺めているだけだった。
確かに会長さんも美形だし、二人が並んでいるだけでなんかこう……オーラが違うというか、近寄りがたい雰囲気は出てる。
というか、会長さんのこと先輩って言う人もいるんだ。ちょっと意外。
「朱里、楽しんでるか?」
「え!? う、うん」
いきなり黒炎くんに話しかけられて驚いた私は声が裏返った。会長さんと会話しているときは遠い存在に見えたのに今は普通で安心した。