「そうだね。ここはホーム画面って言って、自分のアカウントに振り分けられたページね。このホーム画面には自分の投稿と、自分がフォローしたアカウントの投稿が表示されるの」
「〝フォロー〟、ってのは?」
「自分が見たい相手の投稿が、ホーム画面へ自動的に表示される機能のことだね」
「つまりフォローしてるアカウントが多い程、ホーム画面に表示される投稿は多くなるってことだな」
「ちなみに自分をフォローしてくれている人は、フォロワーって言うんだ。これ豆知識な」
カズラと会話している内にも、ホーム画面には次々と投稿が表示されていく。
「どんどん上に最新の投稿が表示されてくよね? こうやって時系列順に自分とフォローしているアカウントの投稿が表示されるものを〝タイムライン〟、通称TLって言うんだ」
投稿は基本的に時間順に表示されているらしく、新しい投稿が最上部に表示されている。
ここで主にすることは、ホーム画面に表示される投稿を閲覧することなのだろう。
「ふぅん……ちなみにお前のフォローとフォロワーは、どれくらいいるんだ?」
「んーとねぇ……あ、出た出た。フォローが千で、フォロワーが二万かな~」
「とてつもない数字なんですが……それって、平均的な数なのか?」
「はっはー、な訳ないデショー! お兄ちゃんが青春にうつつを抜かしている間、カズラはカースト最上位に君臨すべく、色々とやってるんだから。シャベ廃舐めんな」
「Shabetter廃人怖い」
ふと疑問に思ったことを尋ねると、カズラは自分のアカウントの詳細を表示する。
そこに表示されていた膨大な数字を見ているだけで、カズラがどれだけこのShabetterに入り浸ってるのがよく分かる。
「と言うかなんだよ、この『人類最強の妹』ってアカウント名」
「なにってカズラのアカウント名だけど? 略称は人妹さんだよ」
「しかも自己紹介欄の『実兄と結婚(ガチ)したいJK(引きこもり)/ネトゲ/アニメ/漫画/フィギュア/ギャルゲ/アニメ実況/フォロー・リムーブはご自由に』って……」
「なにかおかしいかな??」
「……いや、ごめん。なんでもないッス」
色々とおかしな点があるが、突っ込んだら負けな気がしたのでこれ以上の詮索は避ける。
「仕組みについては分かった。でもどうして、Shabetterが炎上しやすいんだ?」
「〝フォロー〟、ってのは?」
「自分が見たい相手の投稿が、ホーム画面へ自動的に表示される機能のことだね」
「つまりフォローしてるアカウントが多い程、ホーム画面に表示される投稿は多くなるってことだな」
「ちなみに自分をフォローしてくれている人は、フォロワーって言うんだ。これ豆知識な」
カズラと会話している内にも、ホーム画面には次々と投稿が表示されていく。
「どんどん上に最新の投稿が表示されてくよね? こうやって時系列順に自分とフォローしているアカウントの投稿が表示されるものを〝タイムライン〟、通称TLって言うんだ」
投稿は基本的に時間順に表示されているらしく、新しい投稿が最上部に表示されている。
ここで主にすることは、ホーム画面に表示される投稿を閲覧することなのだろう。
「ふぅん……ちなみにお前のフォローとフォロワーは、どれくらいいるんだ?」
「んーとねぇ……あ、出た出た。フォローが千で、フォロワーが二万かな~」
「とてつもない数字なんですが……それって、平均的な数なのか?」
「はっはー、な訳ないデショー! お兄ちゃんが青春にうつつを抜かしている間、カズラはカースト最上位に君臨すべく、色々とやってるんだから。シャベ廃舐めんな」
「Shabetter廃人怖い」
ふと疑問に思ったことを尋ねると、カズラは自分のアカウントの詳細を表示する。
そこに表示されていた膨大な数字を見ているだけで、カズラがどれだけこのShabetterに入り浸ってるのがよく分かる。
「と言うかなんだよ、この『人類最強の妹』ってアカウント名」
「なにってカズラのアカウント名だけど? 略称は人妹さんだよ」
「しかも自己紹介欄の『実兄と結婚(ガチ)したいJK(引きこもり)/ネトゲ/アニメ/漫画/フィギュア/ギャルゲ/アニメ実況/フォロー・リムーブはご自由に』って……」
「なにかおかしいかな??」
「……いや、ごめん。なんでもないッス」
色々とおかしな点があるが、突っ込んだら負けな気がしたのでこれ以上の詮索は避ける。
「仕組みについては分かった。でもどうして、Shabetterが炎上しやすいんだ?」