俺の右隣には左利きの迷探偵がいます

青春・恋愛

犬上義彦/著
俺の右隣には左利きの迷探偵がいます
作品番号
1588784
最終更新
2020/02/05
総文字数
19,381
ページ数
9ページ
ステータス
完結
いいね数
8
ランクイン履歴

総合2位(2020/02/11)

ランクイン履歴

総合2位(2020/02/11)

高校一年生の高橋優一郎は、同級生のお嬢様、左衛門真琴に頭が上がらない。

気まぐれなお嬢様が名探偵になると言い出した。

もちろん、退屈な高校に名探偵にふさわしい事件など起こるわけもない。

お嬢様のご機嫌を損ねたくない優一郎は、尾行の練習についていく。

ターゲットは幼なじみの萌乃。

名探偵の推理は次々に当たるのだが、何かがおかしい。

おまけに、尾行失敗の責任まで負わされてアイスをおごる羽目になる。

自称名探偵のお嬢様。

自称美少女怪盗。

やる気のない助手。

なんの事件も起こらないのに謎が解決する不思議なミステリー。

これは推理小説ではありません。

ピュアなラブストーリーです。


<第3回キャラクター短編小説コンテスト受賞のご挨拶>

 このたび拙作が第3回キャラクター短編小説コンテストで最優秀賞をいただけることとなりました。
 編集部の皆様、読者の皆様に厚く御礼申し上げます。
 また、本棚登録や感想投票をしてくださった方々、特にあたたかなレビューもお寄せくださった方々にもこの場を借りて御礼申し上げます。
 大変励みになっております。
 ありがとうございました。

 今回のキャラクターミステリーというテーマですが、風変わりな主人公とそれに振り回される視点話者という定番の関係性に、萌乃というスパイスを加えることでうまく話が転がっていったような気がします。
 ただ、自分はミステリー小説ファンですが、残念ながらトリックを思いつく才能はありません。
 結果、「これは推理小説ではありません、ピュアなラブストーリーです」というオチになりました。
 トリックの凝った本格ミステリーを期待してくださった方には肩透かしかもしれませんが、表紙のあらすじにあらかじめ堂々と記載しておきましたのでご容赦ください。
 お楽しみいただければ幸いです。

 なお、もう1作掲載しておりますので、そちらもよろしければご覧ください。

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この作品のレビュー

★★★★★
投稿者:益木永さん
ちょっと不思議でミステリなラブコメ
続きを見る

この作品では何も事件が起きません。しかし登場人物の中では大きな出来事だといえます。 ラブコメ的な話をミステリーチックに書かれた作品で作者のちょっとした工夫が感じられた作品でした。

2020/02/15 20:17

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すべての感想数:17

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