事故で母を亡くした千佳は葬式の席で、両親の離婚で疎遠になっていた兄に「毎日弁当を作ってやる」と宣言される。
父と兄の住む猪倉家で暮らすことになった千佳は、高校生になると毎日穂純が作った弁当を食べるようになる。穂純は無職だが弁当を作る腕は相当なもので、千佳は文句を言いつつも毎日の弁当を楽しみにしている。
自由気ままな穂純に振り回されながらも、猪倉家に馴染んでいく千佳。
穂純がクラスメイトの杉野を家に連れてきたことをきっかけに、彼とも交流が深まるが、一緒に昼食をとっているところを女子生徒達に妬まれてしまう。
千佳は杉野を差し向けた穂純に怒り、もう弁当は食べないと言い放つ。
そんな折、父から穂純が千佳の弁当を作る理由を聞かされる。
穂純は「高校生になったら弁当を作て欲しいという」幼い千佳のおねだりを律儀に覚えていたのである。
そのことを知った千佳は兄と仲直りし、弁当作りは続いていくのであった。