梨沙が扉を閉めてから、俺は恐怖感にかられた。
医者の言った言葉が離れない。
「言いづらいですが、悪化の状態からしてあと三ヶ月でしょう」
やっと、自分の生きがいを見つけられたのにあと3ヶ月なんて……
毎回毎回浮かんでくるのは梨沙の顔。
それなのに、一か月も余命が短くなるなんて。
それでも今日、梨沙に会えた。
梨沙の笑顔が見れた。
梨沙との時間が過ごせた。
でも、満足はいかない。
これから、梨沙としたい事はたくさんある。
だったら、余命なんかに負けられない。
好きなことをしてやろう。
薬を飲んだ後、また日記を取り出す。
だが、手が動かない。
早くなる呼吸がどんどん自分を苦しめる。
その場でうずくまり、気づけば意識をなくしていた……
医者の言った言葉が離れない。
「言いづらいですが、悪化の状態からしてあと三ヶ月でしょう」
やっと、自分の生きがいを見つけられたのにあと3ヶ月なんて……
毎回毎回浮かんでくるのは梨沙の顔。
それなのに、一か月も余命が短くなるなんて。
それでも今日、梨沙に会えた。
梨沙の笑顔が見れた。
梨沙との時間が過ごせた。
でも、満足はいかない。
これから、梨沙としたい事はたくさんある。
だったら、余命なんかに負けられない。
好きなことをしてやろう。
薬を飲んだ後、また日記を取り出す。
だが、手が動かない。
早くなる呼吸がどんどん自分を苦しめる。
その場でうずくまり、気づけば意識をなくしていた……