親愛なる皆さん


 今年のクリスマスが皆さん、そしてご家族とお友達にとってよきものであってほしいです。


 今年は大変な年でした。

 4月に手に入れた蛇の半分を売ってしまいました。


 飼っていた蛇の数を減らす機会があったんです。


 私はコーンスネークを5匹、ケニアサンドボア10匹、ルイジアナパインスネーク15匹、その他の種類それぞれ数匹ずつ(プレーリーキング、ホンジュラスミルク、ブラックキング)を飼ってました。


 この夏、コーンスネークの赤ちゃん蛇が49匹、ケニアサンドボアの赤ちゃん蛇が70匹、ルイジアナパインスネークの赤ちゃん蛇が19匹生まれたんです。


 ほとんどの赤ちゃん蛇が売れたんですけど、ルイジアナパインスネークの赤ちゃん蛇だけは貰い手が見つかりませんでした。


 この間、ロスアンジェルスで催された爬虫類のイベントショーにも行って、ブラックキングの赤ちゃん蛇とアルビノのプレーリーキングの赤ちゃん蛇を買ったんですよ。


 そして、蛇を売った2週間後のことなんですけど、妻のサンディが離婚したいときっぱりと言い切りました。


 その時、彼女が私の顔を見て、今まで一緒に暮らしていて、そんなに喜んだところを見たことがないと言ったので、私ははっとして自分の気持ちを抑えるように努力しました。


 その5月の末までに私達は離婚し、そして彼女はフェイスブックで知り合った誰かに会いにモロッコまで行ってしまいました。


 この時まで、彼女が影でこそこそとそんな事をしてたことに全然気がつきませんでした。


 それから彼女は三ヵ月後に結婚し、そして新しい亭主とモロッコのマラケッシュで一緒に生活し始めました。


 彼女と共同で所有していた家の権利を彼女から買い取り、新しく買った自分の家と合わせて、今二つの家を所有してます。


 私は彼女が信仰するイスラム教と共に彼女の幸運を祈るも、これで厄介払いができたと喜びました。ヤッホー!


 私はそろそろ仕事を引退する事もできたんですけど、どうせ一週間のうち5日働いたら2日休めるし、その時によって色々と融通も利くのでまだまだ働くことにしました。


 それが一番自分にあってるような気がします。


 私の働いている環境保護局は多分私がやめれば、私の代わりを見つけないで、すでに働いている他の人に仕事を押し付けるだろうし、その押し付けられようとしている人達は、もうすでに退職した人の分を充分受け持ってるから、辞めない方がその人たちのためでもあるでしょう。


 私はまだ引越しの途中で、元妻と住んでいた家から、新居に荷物を運び入れているところです。


 ほとんどの蛇たちは、もう少しだけ今の場所にいてもらいます。

 蛇の引越しに備えて、新居の中にある小屋の隅々を隙間なく封鎖し始めたところです。


 まだまだ時間がかかりそうです。

 中々思うようにことが進みません。


 今のところ、3分の1ほどの天井部分が済んだんですけど、あと、壁と壁の隙間も埋めないといけません。


 やることが一杯です。


 このように神様のお蔭で、かけがえのない友達や仕事を得て、そして教会に仕えられてとても幸せに過ごしてます。


 このクリスマス、皆さんにも神のご加護がありますように。


(了)